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過食症になった1型糖尿病の女性と医師の往復書簡
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感想・西乃まりも様『摘み草の薗』読みました

 

西之まりも様『摘み草の薗』

2018.5

 

http://marimondou.blog32.fc2.com/

@marimobomb

 

 感想っぽくないですが、読んで感じたことをつらつらつらつら書いてたら・・・長い!!!感想文なのかなんなのか不明!すみません↓

 

 私は昔からあんまり自然信仰がどういうのか理解できなくて何かと戸惑うことが多かったように思います。大自然に触れている時も美しさや壮大さより始終自分の体の痛みに気をとられていたり、何か人の厳しい批判や監視の目にイラついて帰ってきた…とかいう記憶ばかりがあります。でも、私は東京の中では田舎の方で育って、嫌でも徒歩数秒の距離で虫や雑木林やなんかと触れ合わずにいられなくて、考えてみると子供の頃自然の美しさや心地よさ、匂い、季節ごとの空気といった、何気ない風なことを今よりずっとよく知っていました。
二十年三十年前だからというのもありますが、小さくても死者のでる自然災害や観光客や地元の子供が川で溺れてなくなる事故は近所で頻繁にありました。私は今でも雷や川というものが怖いと感じます。それは単なる怖がり、心配性というのもあるけど、多分平原に雷がバンバン鳴りドンドコ落ちて、油断すると自分と同じくらいの子供などが自然の中で普通にしんでしまう田舎に生きていたからこその感覚だとも思います。

 「巳ノ淵」の香織ちゃんは元々神様的なものの世界を嫌っていて、山で遊ぶよりも町に出ていきたがったりします。状況などは私と全然違うけど、私もちょっと近いところがあったような気がしました。今はもういいけど、もし過去の私に茅さまのような神様が現れたら何か私本当は喜びそうだな、とか、でもそもそも私は会えなさそうだなとか、会えてもただポカーンとして一生何にも理解できなかったりしそうとか。

古くから続いてきた風習は外から見ると無責任に興味深く感じてしまうけれど、実際中に入りたいとは思わないです。でもその中にうっかりして入りこんでしまうと、そこで初めて触れさせてもらえる奥深い世界を知るのかもしれません。私は入ってないからわかりませんが。でも別に、そこに入り込まないといけないわけではなく、あくまで、必要なら呼ばれ、その必要がなければ呼ばれない、そこに良いも悪いも無い、現代社会ではよくわからない基準の世界があるようです。でもそれは何か感覚としてわかる。子供の時はわからなかったけど今は。そういうのはもしかしたら他の、キリスト教のようなのも同じかもしれません。

そこに入り込んだ経験があっても、香織ちゃんは大人になっても相変わらず香織ちゃんでした。あの薗の存在は、それでもいいんだと言ってるように感じます。あそこが好きな人もいるし、怖い人もいるし。人はとりあえず人の世界で生きるので精一杯だし。私は見えないものは有っても無くてもどっちでもいいや(今はちょっと別のことでいっぱいいっぱい)程度の認識の人間で、でも自然の美しさ、恐ろしさをちょっと知っている。ただそれだけのことで、自然なんて別に良くも悪くもないと思う。美しくて怖いというだけ。

 私は人の理性重視側に傾いているかもしれなくて、自然を見る人の意識こそが自然に意味を見出だしている(美の観念なども)気がしてしまう方。自然の流れに抗い個人の損得感情を優先して生きることも、生きる人の自由と、ちゃんとあちら側から認められていると無理矢理思ってしまう。報いを受けることもセットで。これは人によって全然違うと思うけど。
 

 私は代々実家のある地方に住んでいた訳ではなくうちはいわゆる余所者で、そのせいで嫌な思いもしたし結局馴染みはせずに結婚して土地を出ました。地元の神社お寺、お祭り、なんかには好き嫌い以前にほとんど縁がないままでした。それでも故郷の自然やそこに発生した人々の文化に愛着があります。パソコンもネットも無い時代で、遊ぶんであれば友達と外でおままごと(おままごとって昔は外でもやってませんでしたか?敷物しいて。今考えると家の中にもおもちゃは無いから葉っぱや木の実を使っておままごとをしていたのかも)して、2,3人でボール遊びしたりゴム段したり、近所のまだ整備されていない茂みを探検したりして、外にいると必ず自然に触れることになるのです。この作品は、そういうことをいろいろ思い出すきっかけとなりました。


意識と感覚と体との微妙な関係

 まりもさんの作品の中の、私の好きなところのひとつは、感触(感覚)に関する描写です。体の感覚からたどっていってやっと思い出す自分の存在、自分の意識と体がうまく繋がらない感覚、とか。

 何かに手を触れると言うとき、その触れる対象の形状や素材表面の固さ、温度、色合いその他を書けばいいようでいて、実際には感触というのは対象側ではなく触れている側の手の内側にあるものなんですよね。当然と言えば当然だけど、見ているのが文章の書き手、読み手、動作の主体、客体と大勢からんでくると一瞬わけわからなくなるような。冷たいとか固いとかはすべて人の意識による主観であり、形容詞は触れた結果の感想のようなもので。対象そのものを客観的に表現するわけではないですね。人が何かに触れてそれが固いと感じるのであれば自分の手がそれに比べて柔らかいのであり、対象の表面が冷たいと思うのであればそれは自分の手がそれと比較すると温かいということでもあって。他の類似のものと比較すると固い、冷たい、ガサガサだ、ということであれば、そこで比較しているのは当然触れる本人の意識ですし。そして意識の触れる、自分の手が触れる対象が自分自身であることもあります。何かに相対する自分が有ってこそ感覚というものが有って、そこでやっとこの対象について描写する意味があるのだと感じる時があります。
 だから視覚聴覚触覚……あらゆる感覚を言葉にするときに、多分、対象の形そのものをイメージする以上にそれに対する主体の感じかたをとにかく懸命に知ろうとし、きちんと描写しようとしなければならないと思うのです。架空の話だと余計大変です。だから懸命にするんです。その辺をおざなりにしては多分、伝えたいことがきちんと伝わらない時がある。この作品は基本的に、人の意識が見慣れないものや不思議なものに触れる話なので、まりもさんはそういう繊細な作業をとても丁寧にしていて、というか、こういうのをひたすら書きたいと思っておられるのではないかと感じてしまう(わからないけど、っていうか私の勝手な見方だけど)くらいの熱の入りようで、そういうのが私はとても好きなのです。そういうのがあるから私だけでなく多分読み手は皆どんどんこの世界に引きずり込まれるのではないかなと思いました。この作品もそうだし、舞台がつながっている過去作品「記憶の森」も、そういうところ好きです。
 



 人間は遠い過去から似たようなことを多分ぐるぐる繰り返しながらやってきて、やがていつか薗や茅さまへの人の信仰は見失われるかもしれない、そして新たなものに支配され、それでもまたぐるぐる同じように悲しい歴史はやってきて、また茅さまは生まれてきて、人は信仰し、その世界に馴染み……。
そうやっていろんな時代に人間は嫌でも生まれて生きて苦しんでしんで、そう思うとつらいですが、その中には温かさや穏やかさも多分どこかにあり、有って欲しいと願い、大切にし大切にされる茅さまがいることが嬉しくて泣けてくる。こういうのが何なのか私にはわかりませんが、この作品の世界で少なくとも私は彼の存在にほっとしています。
 

 

 キダサユリさんの表紙、挿絵は素晴らしいですね。最初表紙の人物の顔や姿勢はあれ、まりもさんが描いた?と最初思ったくらいまりもさんの文の雰囲気と合っているように感じました。「巳ノ淵」の香織ちゃんの挿絵がすごい好き。私は縞々が好きで、適度な細い間隔の縞々があるだけで好きですけど…。葉っぱもそうですが長い髪の毛の描き方とかが美しくて、でも一気に長い線で髪を描きすぎていないのが可愛い少女らしく感じて、いいなあと思いました。

 

 

 物語について・・・それぞれよかったです。最後の「薗の宴」よかったです。一番短いけど締めくくりにふさわしく穏やかで美しい作品でした。ストーリーということではなく。簡単ですみません。やっぱり私は最初の「巳ノ淵」の香織ちゃんが好きかなあ。すごく可愛い子だと思います。

 多くの方に読んでいただき、この世界の良さにそれぞれの心の感覚で触れていただきたいと思いますね。

 

 

JUGEMテーマ:同人誌

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posted by: nanori | 同人誌文学 | 20:05 | comments(0) | trackbacks(0) |-
桜桃忌フェアいろいろ

とある駅の駅ビルで桜桃忌フェアというのをやっていました。

 

 

 

各店で太宰にちなむものをこの期間売り出しているよう。

 

ポスターは、本の形の枠にこのように書いてありました。

この辺おしゃれな感じですねー。お酒は飲まないけど。クッキーも食べてみたい。

津軽、は青森のラグノオというお菓子屋さんの製品のよう。

 

 

珈琲もかっこいい。三鷹には結構「太宰が来ていた」というお店やらなんやらが有ったりする。

 

 

名前は普通だけど、美味しそうなチーム。

桃は漢字から?

でも実はこのスタバメニューは全国のスタバで普通にやってるようなので(値段も同じ)厳密にいうと単にフェアに便乗してるだけの感じかもしれません。食べてみたいけど。ところでKINOKUNIYAベーカリーのドーナツはめちゃくちゃおいしいです。ミスドとかよりほんのわずかに高いかもしれないけどさすがパン屋さんのドーナツ。パンはちょっと高いからあんまり買ったことがありません。。。

 

 

花屋さんの桜桃忌ブーケにはなんとさくらんぼが。っていうか、さくらんぼどうなってるのか気になる。食べられるのかな。

そしてよくわからないけどリラクゼーションサロンの特別メニュー「むくみ足失格」が地味にすごい。。。説明をよく見ると、ちゃんと青森にちなんだ?リンゴ果汁ベースのドリンク付きです。

 

 

JUGEMテーマ:日記・一般

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posted by: nanori | 面白いもの | 15:18 | comments(0) | trackbacks(0) |-
フルール・ド・フレッシュ??

JUGEMテーマ:鉄道・駅

 

時々行く駅のホームへ降りる階段が好きです。ちょっと前にすごく素敵になって・・・・・・

いつもぽーっと見惚れてしまいます。

これ・・・

 

 

昇る人と降りる人の流れがぶつからないように階段を赤と青に塗って、更に黄色い矢印で昇りか下りかを上下を向いた黄色い矢印で表しています。前はもっとはげちょろの矢印プレートを貼ってるだけだったのが、ちゃんときれいに塗ったか何か貼ったかして、新しくなったのを見てはっとしました。

 

 

 

 

 

 

↑私にはこういう感じに見える・・・

 

 

側面じゃなくて上の足で踏む面がやっぱり薄汚れてるので、見る角度を変えるとちょっと残念です。たから下から見上げるのが好き。大抵人が通ってるので写真撮るタイミングが難しいし、ホームにも普通に人がいっぱいいて不審に思われるかもだからこそこそ撮りました(--;)

 

 

 

 

かっこいい〜。

 

 

三鷹駅に行ったら、JR中央線上りホームの階段を見てみて下さい。

 

 

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posted by: nanori | 好きなもの | 09:51 | comments(0) | trackbacks(0) |-
6月の通院

月一回の通院です。新しいクリニックに転院してから2回目の診察です。

 

 私の場合昼12時前後、昼食が遅れると昼の1時頃にはもう必ず低血糖になってしまいます。でも午前中は普通に朝ごはんの分の血糖が上がっていて、フリースタイルリブレで見ると朝ごはんの2時間後10時頃に血糖のピークがきていて、そこが何か200とか250とか普通に上がってる。。。

 ずっとランタスを使っていたのですが、ランタスは効き目が長いけれどやはり効き目の山があるのと、超速効(ノボラピッド)の切れた後の時間なのにがたーんと低血糖になるというのはこのランタスが量的に多いのかもしれない……と病院で言われ(確かにそういわれればそうだ……)だけど、食後の血糖は上がってるので朝食の超速効を増やしたいところだけど低血糖になるんだったらあんまり増やせない、ということで、ランタスを変えてみることに。

 同じランタスでも濃度の濃いやつ。

 

新しい緑の子。

 

えへへ、ランタスXRです。かっこいい〜。

 

 

 普通のランタスに比べ効き目の山が緩やかな感じみたいです。

 

 あと、カッパさんにも聞いていた尿アルブミンのことを聞こうと思ったらいつのまにか、先月既に検査に入れて出してくれてたみたいで、上がってると初めて言われました。。。え〜(´・ω・`)

 受付のとこにあったこのパンフレットもらってきたんだけど↓

 まだそこまで深刻になる必要はないしとりあえず自分の力でどうしようもないしという感じらしく、腎臓の薬を出してくれました。

 

 

第1期「糖尿病にかかっている」の、そら豆?が、体がつらいのかな。。。(´・ω・`)第3期は本当つらそう。。。こんな顔見るとかわいそうになる。。。(T△T)

あっ、別のページ見たらそら豆じゃなくて腎臓だった。。。

 

先月に行った時の検査、だからこれは↓先月の時点での結果になるんだけど、

 

 

 ↑こうやって線入れてくれたり意味を書いてくれたりもそうですが、看護師さんが私がわかりやすいようにすんごいあれこれ書いてくれました。ありがたい( ノД`)

 大きい病院と違って高度な検査は院外に頼んでいるようです。

 ニュータロンは血圧を下げる薬というのでよく使われるらしいですが、私はもともと血圧が低い(80/58とか)ので一応注意しておくように言われました。うちの近所のかかりつけ薬局もよくしてくれる薬剤師さんがいて、気分悪くなったりというのがあったら連絡してくださいねーと言ってくれて、この女性の薬剤師さんは安心していろいろ話せるからありがたいです。

 

 

 

 あと、女子医大でも言われて紹介状にも書いてくれたし、こっちの病院で前回も更にいろいろ検査してくれて言われたんですが、鉄欠乏性貧血らしく、一か月鉄剤を飲んでました。すると貧血が、先生があれっというくらい回復していたらしいです。あんなに低かったのに、すごいねーさすが〇〇歳くらいだと回復が早いねーと言われた。なるほど、もうちょっと歳とってくるとこういうのでも回復に時間がかかるんですね。貧血は、女性の場合しょうがない部分があるそうですが、体全体のことこれからいろいろ気を付けようと思います。とりあえずは鉄が戻ったけど、貯蔵分を作っておかないとまたすぐ減ってしまうらしいので、あと一か月鉄剤を続けることになりました。

 

 で、(女子医大でも、こっちでも)先生たちが言ってた通り、貧血が回復したらいきなりヘモグロビンA1cが下がった。。。

先月7.5%→今月6.6%

 えっ、いきなりこんな下がって大丈夫なの??ですが、これは血の中のヘモグロビンが増えたせいで数値が下がってるだけで、実際は本来の数値が高く出すぎていたみたいな??だったかな。だからこんなに下がったというより正しい数値が出るようになったって感じなのかな。多分。。。

 フリースタイルリブレで出してくれる予想値よりいつもずっと高くて通院のたびにがっかりしてたんですが、何かほっとしました。私の感覚でも、今月頑張ったという月でも、低血糖が多すぎてもうやだーという月でもいつも通り全然変わらず7.5%より下がらないので、えー私の体は何かおかしいのかなとわけわからなくなってたんですが、何か医療が答えをくれると安心しました。

 今回もそうそうー。こういう風に知りたかった、ということをすごい詳しく教えてもらえました。

 今日ついててくれた看護師さんは前回と違う方だったけどやっぱりすんごい1型に詳しい。。。

 

 

 今回の看護師さんはもともと私の行ってた女子医大にいたそうで、カーボカウントが言われ始めた頃にセンター長が「うちではカーボカウントはしません」と宣言していたので多くの先生が反対派だった、というのは私の感じた通りだったそうです(※そういう方針というだけで、女子医大は女子医大のやり方で患者さんのことを本当に考えてくれる病院でした)。なので先生はカーボカウントのこと教えてくれないし、関西のお友だちに本をいただいて勉強して、大阪市立医大の川村先生の初心者公開講座みたいなのとか、そのお弟子さんの先生の公開講座とか受けて、本読んで。。。ってやってたんですが、「実践」となると本当私そういうの苦手で困ってました。

 このクリニックでは基本的にカーボカウントを推奨しているので、わからないことは栄養士さんが(栄養士さんが?!)指導してくれるとのこと。今度指導受けてみようと思います(`・ω・´)栄養指導って食品交換表のあれしか教えてもらったことなかったんでああいうのしか無いのかと思ってた。。。

 

 うわー、今回もやっぱり濃い診察日でした。でも楽しかったというか、いろいろ良いものをもらってきたような感じです。

 

 

今日のバッハ様。

 

 

アレグラメンテ…明るく楽しく

 

 

JUGEMテーマ:1型糖尿病

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posted by: nanori | IDDM(1型糖尿病) | 12:28 | comments(2) | trackbacks(0) |-
自己流すぎるプチリメイク部その6〜デニムスカート

 こないだ商店街のお祭りで元ヅカの方々のショーに見惚れてたら終了後そのままの格好でトップスターのような雰囲気の方々がうちの親に「来て下さったんですね〜」と挨拶してくださったついでに私がその娘と知って「お世話になってます!!」と思いがけずいきなり話しかけて下さって、あのメイクと衣装であのスマイルで取り囲まれてアワアワアワワしてしまったけど、何なんなんだ母、って感じですよね。。。(あくまで商店街の中での話です)。もしあんな方々にこんな間近で取り囲まれて愛を語られたりしたら私アワアワ興奮して卒倒しそう。

 

ヅカショー

 

 

大人の興奮をよそに、ぬー子は一番前の席に座らせてもらってたのに上目遣いで黙ってチラ見…何が起こってるのか…といった感じで固まってました。

 

 

 

 さてスカートにスリットを入れるリメイクです。

 

 

 

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posted by: nanori | 手芸 | 04:30 | comments(0) | trackbacks(0) |-
転院

突然ですが、転院しました。

これまでT女子医大の糖尿病センターにお世話になっていたのですが、主治医の診察枠が元々少なかったのが、事情があってもっと減るとのことで、私もほかの先生に担当していただく可能性が出てきて、それをきっかけにもっと近い病院に移ろうかなと思っていました。

 

 やっぱり遠かったからなあ…いや、新幹線で通ってくる人もいる(らしい)天下の女子医大だし、これでも私は近い方なんだけど。子供が産まれてからはこれ以上無理かも…といつも思ってました。一時保育に預けるのも難しく(競争率が高過ぎて。)連れて行ったけれど地下鉄の乗り継ぎがベビーカーだと大変だったり。予約してても一時間以上待ったりするので子供ももたないし。

で、わざわざ他の市の長時間+長期休みにも延長保育がある幼稚園に入れたのに、入ってみたらまだ子供たちが慣れてないからと年少はしばらく預けられないとわかり(|| ゜Д゜)4月の受診日は夫に仕事休んでもらってお迎え行ってもらったけど、毎月は無理じゃん。。(幼稚園は時間が短いので微妙に送り迎えのどっちかに間に合わない)

 

 

 ということで、早速糖尿病専門医のいる病院をネットで調べました。結構良い病院を見つけたので女子医で相談し、紹介状を書いていただくことに。それからすぐ新しいところに移りました。

 最後の女子医大の日はちょっと何か感慨深かったです。少しだけ病院内をうろちょろしてきました。

 

 最初の主治医内潟先生に「あなたここ行ってきなさい!!」と九大病院(えっ)に送られたんだったなあとか。その内潟先生ももう退官されて。九大の瀧井先生も退官されて…( ノД`)…

「さかえ」もここの資料室で読んでたし、採血の後は皆あんまり気がつかないふかふかの結構良いソファーがに座って止血してたなあとか。

あと、7年前、東日本大震災の翌日くらいにもともと予約が入ってて、不安だったけどだからこそインスリンは手に入れておきたかったので受診しようと出かけて、普通に先生は来てて、だけどいつも激混みの病院が空いてた…さすがの新宿も皆ちょっと不安モードで、お昼食べにサブナード行ったけど食べ物屋は「一応今日は営業してます、よ、とりあえず」みたいな感じで。

 

あと、病院帰り歌舞伎町近く(中にはできるだけ入らない)で変な被害妄想?おじさんに絡まれてつきまとわれ、通行人に助けてもらって東口交番に逃げ込んだ思い出とか。

あとは忘れちゃった。

 

という感じでありがとうごさいます、お世話になりました女子医大!あちこち病院にかかった中でもここほど採血のうまい病院は無かったです。

でも今後もし問題とかおこったり。。その他の難しい治療の時は戻ってくるかも。。。戻って来ないですめばいいな。

 

 

 

 

っていうか、新しいところは近いです!!!電車で3駅。駅から3分。あと、フリースタイルリブレが使えるところだとわかっていたので、それも大きいです。

 初日、まず看護師さんと面談、いろいろ検査を受け、自分の話、転院の経緯など聞いてもらったりして、そのあと先生の診察を受けて、また個室で看護師さんと(この看護師さんもめっちゃくちゃ1型のこと詳しい…)今後のやり方を考えたりいろいろお話させていただいているうちに気づいたら子供のお迎え40分前?!?!3時間半くらいいたよ。急いで会計して電車乗って帰ってちゃんと園バスの時間に間に合った……やばい。すごい時間かけてもらって、本当ありがたいです。( ノД`)

 

近いのももちろん希望通りなんですが、ここは1型の患者さんが多くて患者会があって勉強会のようなのもやってて…。というか、1型を多く見てる先生の方がいいなあという点が希望通りで。

 

先生も看護師さんも、あなたに良いやり方でいい、あなたのやりやすいのでいい、ごはん何食べてもいい、普段おやつは食べるの?あ、いいんですよ食べて、服の上から打つことは?あるなら長い針の方がいいですね、短いのは抜けちゃうことがあるから。あなたの生活にあったようにして、困ってるならうまくいく方法を一緒に考えましょう、カーボカウントは聞いたことある?というようないきなり全肯定Σ( ̄□ ̄;)?また、面倒見が良すぎて…1型なのに?!とにかくびっくりしました。えええ〜。今世界はこうなっているのか、というような。諸々非公式の方法について「暗黙の了解」ではなくはっきり向こうからいいよと言われるとはあんまり思ってなかったかも。。。わりとこう、女子医大では自立した患者さんが自分のペースでやって、先生は向こうからはあんまり教えてくれないけど結構自由にさせてくれる感じで。カーボカウントやインスリンポンプには否定的だったけど。

 

新しい病院は医大病院と比べるとかなり規模が小さいクリニック、なので一人一人に時間かけてくれるようで、個別指導塾のように面倒見がよく、ADHDぽい私にはかなり助かるとわかりました。女子医大では「適当に」「感覚でおぼえる」というのを推奨していたけれど、それだとむしろわからなすぎて私は混乱してしまっていたようです。

 

 

看護師さんも親身になってくれるけど、新しく担当してくださるK先生もすごくいい先生……。はじめまして、よろしくお願いしますというあいさつの時から先生がじーっと私の目を見てて、目そらさない…私はふと九大の瀧井先生とか思い出しました。いえ感じは全然違う方ですが。診察には看護師さんがいつもいっしょにいて、診察の後に振り返り、みたいなのを一緒にやって確認してくれるとのことで。え、個人病院ってそこまでしてくれるの?!?!?!

 

何かつい焦ってばかりでしんどくなってましたが。

おいおいやってみます。

いやもっともっと意識してゆっくり、落ち着いていこう。と思います( ゚Д゚)ゞ

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:病気

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posted by: nanori | IDDM(1型糖尿病) | 23:05 | comments(2) | trackbacks(0) |-
フリースタイルリブレのケースを手作りしてみました

リブレセンサー貼るのに二回連続失敗して、ひと月センサーのない生活をしています(T△T)

 

 

百均のカメラポーチを使って、フリースタイルリブレのケースを作ってみました。

 

JUGEMテーマ:病気

 

 

 

 

 

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posted by: nanori | IDDM(1型糖尿病) | 11:54 | comments(4) | trackbacks(0) |-
第二十六回文学フリマ東京2018遊びにいきました

 

 

 

↑あれこれ拝見する余裕が無くかなりピンポイントです……

 

文学フリマ東京に行ってきました。

 a piacereのまりもさん、コラボ花うさぎさんとこのご本、金継ぎ、あと直前や当日会場で焦ってウェブカタログやツイッタで探したご本だけ、な割には大量……

 しかも、もともと狙っていたうささんとこのお手製本はとっくに売り切れてましたorz。朝10時に家を出たので、予想ではなんとか11時半くらいに着くはずだったのですが。大幅に予定が狂って(ぬーちゃんがお子さまランチ食べたいと言いだしたりモノレール乗らないで遊ぶとか言ったりガチャガチャしたいと大泣きしたりなんだりしょうがないから浜松町駅のとこの本屋でサンリオの本買ってやったりして、やっと着いた流通センター駅前の花壇で遊びたがってもっと鶴※とお花を見ようよ!!とごねられ)着いたのは14時前でした。。。帰りも似たような感じです(+疲れて抱っこ)。

※本当は鶴ではなく鷺だったかも。鳥の形のパネルがたくさん立ってた。

 

 

 

 無事まりもさんのブースにたどり着くと、良いタイミングで柳屋文芸堂の柳田さんと、よいこぐまさんがいらしてました。

人形アンソロジーでご一緒させていただいた全員と何故か全員集合できてよかったです。あんまり直接お会いすることは無いんですが、皆さんにはネットでとてもお世話になってます。またいつかゆっくりお話できたらいいのですが。

私はこの時既に頭痛が。でもせっかく来たしちょっとだけキョロキョロ歩いてきました。

 

 

 でアンソロジーメンバー以外の皆様には今回名乗らず失礼ながらご挨拶を省略させていただいていたんですが(っていう程あちらさまにはあんまり私がわからないかと)。

 ところが何故か麻子様にだけ、もしかしてお会いしたことがあるのでは?とバレて……こちらはこども連れてるしなー。。すみませんすみません。私は何か「黙ってる」とかいうのが苦手で、挙動がおかしいのかも?

 

 なかなか読む時間が取れないのですが、手に入れておきたかったご本たちなのでゆっくり読ませていただきます。でも本当は前に読んで感想を伝えてなかった作者様には直接一言だけでも伝えようと思ってたんですが、飽き始めたぬーちゃんがうるさいんで忘れてしまいました。「ままのお友達のところに行くよ」と言って連れてきたから、ぬーとしては遊んでもらうつもりで来たのに全然そういう雰囲気じゃなかったから不満だったよう。

 

 

あっほら、絵本があるよー。小さいね、可愛いね〜。と適当に指差してみたら、何か面白そうなブースでした。

絵本手作りキット

(「ビーナイスほんにやさしく様」)

 ほんとだ、可愛い!と子供が夢中でサンプルの豆絵本を読んでいるので、この豆本製作キットを購入。今度やってみよう程度に思っていたら、家に帰ってすぐ作って作って言われて、疲れてるのに仕方なくせっせと作り始めました。子供は作れ作れと言うだけ言って、プリキュアっぽく自作の適当な歌詞で謎の旋律を歌って踊ってる。。。

 

 まだ途中ですが、考えてみたらやっぱり後日でも良かった……いや、工作はやりたかったんだけど。

 

絵本手作りキット

 

本文のページを蛇腹に折り折りしていると何か思い出す……

あ、(*゜Q゜*)ミニプロだ。。。みんぶ(フォークダンス)のパーティープログラムを4×4冂度の小さい本のようにして来場者が服に安全ピンでくっつけて踊れるようになってるやつ。みんぶの学生は大抵作ったことがあると(何十とか場合によっては百〜とか数を作るので大変)思うけど、考えてみるとあれも豆本だったんですね。ミニプロも表紙はボール紙+布を貼って作ってて(表紙は紙のこともある)、この豆本キット作ってるとミニプロも簡易ながら実はちゃんと基本通りだったんだと気付きつつ、かつても苦労したようにやっぱ揃えて折るの苦手で。。これも上手くはできません。。

 多分子供はほぼ忘れているので(後日ふいに思い出して絵本は〜?と言い出す可能性はあるけど)ゆっくり完成させてみます。

 説明冊子がとても丁寧に書かれてて、台紙も既に切ってあるし、家にあるものでほとんど説明通りに作業するだけでハードカバーの本になるとか。すごい。

 

 ところで帰りに流通センター駅前まで来ると、イベントのことをよく知らない感じの通りすがりのおじ様二人が文フリ来場者にイベント内容を聞いてたようで、声をかけたんであろう若者と別れてから私の背後で話してた内容。

「わかったわかったなるほどな、コミケが漫画のやつで、こっちは小説っちゅーことだろ」

「つまりあれだろ、あーいう芥川龍之介を主人公にしてとかなんだかんだって小説にするってんだろ?」

「そうそうあっちは漫画でこっちは小説でって違うってんだな」

 

ちょっと限定的な理解をされたようですが、考えてみると、イベントに全然興味無いし入る訳じゃないけどなんだこれって感じの関心を持つ人に「文学フリマって何」と軽く質問されたら一言で何と言えばいいのか咄嗟にわかんないかも。どうしても「コミケみたいな…」という言葉で説明してしまうかもしれませんね。コミケって何と言われたら難しくて私は説明できないけど。

 

で、こういう「文学」の例で一番に出てくる作家って芥川龍之介なんですかねやっぱり。おじさんたちにも会場に入ってみていただきたかったですねー。

 

 

できたら各作品の感想をどこかで書きたいと思ってます。が、書けたとしても多分時間がかかります。

 

ミニプロ

 

↑ミニプロ

 

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posted by: nanori | 文学 | 13:09 | comments(2) | trackbacks(0) |-
子供の映画を横で見た「ロールとローラ うきぐも城のひみつ」いろいろ思った ネタバレあり

「ロールとローラ うきぐも城のひみつ」2002年

 

ロールパンナとローラ姫

 

アンパンマン作品の中ではちょっとびっくり、百合色濃いものです。

 

私はロールパンナとメロンパンナ姉妹が好きなんだけど、実はロール&メロンよりも、ロール&ローラ姫のペアが好きで、ちょっとロールとメロンのことについて言及を避けてきたところがあります;

 

 

ロールパンナとローラ姫の出会いはちょっとセンセーショナルで、これは好きな大人も多いと思います。

 

ロールパンナはたった一人必死で大きくて重い歯車を坂の上に運ぶ子を見つける。手伝おうとすると、

「余計なことをするな!手伝わなくていい。帰れ!」

粗野ではないけれど横柄な物言い、負けん気が強く人を寄せ付けないつれなさ。ヘルメットに泥んこ服、防塵マスク姿で最初は男の子に見えるんですが、ローラ姫の大変な力仕事をロールがしつこくしつこく手伝っている途中、ローラ姫が頭の包帯を取ると2つのお団子にした灰色の髪が現れる……。ただ、その髪は環境汚染の為にまだらに黒くなっていました。なんだろう、豹というよりサーバルキャットのような大きな斑点が頭にあるの。「これを見ると、手伝ってくれると言うやつらも皆逃げていくのさ!」だからいつも1人だったローラ姫。

 

 無言でふっと飛んで行ってしまうロールパンナ。はっと傷付いたような顔をするローラ姫。信じた人に何度も裏切られてきたのか、傷付くのが嫌で人を寄せ付けなかったのだということがわかる場面。でも実はロールパンナは、余計なことを言わず手伝いの続きをする為に飛び上がっただけなのだということがわかる。

 

 揺れるまごころ草を見つめるロールパンナと、花に水をやるローラ姫。

ローラ姫「何でそんなにあたしにかまうんだ」

ロール「好きだから……」

それを聞きはっとして頬を赤らめ、目を輝かせるローラ姫。

ロール「……花が。」

ローラ姫「……おまえ、きれいな目をしているな」

ロール「えっ?」

今度はロールパンナがはっとして赤くなる。

ローラ姫「なんでもねえよ!」

 

 夜風の中ふたり寄り添い、ハープを弾きながらローラ姫が歌う。ロールパンナは傍で目を輝かせ潤ませながら聞きいっている。そしてふたりの少女の少し低めに響くデュエットが始まる。

「君は1つの歯車、僕も1つの歯車、それぞれはちっぽけで役立たずだけれどふたつ合わせれば……」

それはまるで宝塚歌劇のよう。華やかで、純粋に美しい物を美しく映し出す非現実のグランドロマン。それはアラフォーの忘れていた乙女心をも蘇らせる……。そのローラ姫の声は実は元宝塚娘役トップの黒木瞳さまなのでした。

 

 

 更に続く二人だけの世界。ローラ姫をお風呂に入れてやり、その髪を洗うロールパンナ。ローラ姫の髪は汚れて真っ黒になっていたけれど、汚れを落としてみると実は明るい金髪だった。しかし、斑点状の汚れは取れそうにない。

 ローラ姫の女らしい魅力を発見し、彼女に似合うドレスを選んでやり、恥ずかしがるのを無理矢理鏡の前に連れて行って、服をあててやるロールパンナ。

 ローラ姫の髪をとかしてやりながら、ロールパンナは言う。

「壊れた機械が直ったら、きっと髪も元通りになる」

ローラ「機械が直ったらおまえはいってしまうんだろ?なら、壊れたままでいい。ずっとここにいろよ」

ロール「いてもいいのか?…でも、私は青いハートが光った時に周りに迷惑をかけてしまうんだ。だから私は皆から離れてずっとひとりで…」

ローラ姫「ここにいろよ。あたいたちずっと友達だろ」

っていうか、、風呂で洗ってやり、髪をとかしてやる、という辺りで友達の域を越えたような気もするけれど。せいぜい二人の目がキラキラするくらいだし、表現があくまで慎ましくて品を保ちあの絵面だから、はしたなくはないんだけど、なんて耽美な。これアンパンマンだよね?!

 

 孤独で、どこか似た感じの目元をした二人。全然性格が違うのに惹かれ合い、仲良くなるのは自然なことだったよう。

 

 そしてどれくらいの間そうしていたのか、お花畑でふたりきゃっきゃうふふとじゃれあう少女たち。

 そこへ、アンパンマンたちと共にローラ姫のうきぐも城を訪れて、偶然大好きな姉ロールパンナと再会したメロンパンナ、ローラ姫に激怒。

 

 

 ロールパンナはもともと男の子っぽいキャラというか、寡黙と覆面のせいでクールな少年のような外見の子で、ローラ姫のような男っぽい子が出てきたらキャラが被るのかとおもいきや、実は本質的にすごく女らしい子だから、今度はローラ姫が男っぽい少女役、ロールパンナがそこに大量に咲くまごころ草の花の影響で可憐な女の子っぽくなってしまって、言葉も「ですます」調に。

「大変!おねえちゃんも一緒に戦って!」「えっ?戦いなんて嫌です…(走り去る)」えっ…おねえ…ちゃん?とメロンパンナもびっくり、ドキンちゃんも驚いて思わず「弱々しい」と呟く程。

 

 

 

 キャラ設定に関わる話なのですが、ロールパンナは(いろいろ省略しますが)優しい良い心と悪い心、2つの心を持っていて、アンパンマンに会うのを契機にブラックロールパンナになってしまうと(姿が本当に黒い色になる)アンパンマンを倒す、と言って怖い目で襲ってきます。か弱いメロンパンナと違ってロールパンナはこれがもともとすごく強い人なんで、味方にすると頼りになるんだけど、敵にすると一番厄介な人かも。悪い心だけしかないのであればアンパンマンも躊躇わず戦えるんだけど、良い心もあり、その良い心をメロンパンナも皆も愛しているので、ロールパンナを攻撃する事がどうしてもできないのです。これは彼女が産まれた経緯でそうなってしまったので、本人の責任ではありません。だけど狂暴性を懸命に抑え、大事な人たちを傷付けないように、自らの意志で、普段は1人荒野に暮らしているのです。

 

 

「君とは戦えない!」

と、襲ってくるブラックロールパンナを何があっても攻撃する事ができないアンパンマン。

 ロールパンナも別に、アンパンマンを倒す目的以外には積極的に日頃悪いことをしようとしている風では無いんですが、アンパンマンを攻撃する際に邪魔になる人に対しては、相手が一般人だろうと「邪魔だどけ!」と崖の上から殴り飛ばしたりもして、かなり殺傷能力の高い人だから、何とかアンパンマンも彼女を抑えねばなりません。でも、アンパンマンはいつも彼女と戦うことを拒否するのです。

「君とは戦えない!」と言って結局アンパンマンはやられて、仲間全員危機的状況に。

 

 

 唯一ブラックになった彼女を抑えられるのが妹メロンパンナです。「いつもの優しいお姉ちゃんに戻って!!」と涙を流して、はなせ!おまえなんて妹じゃないと怖い顔で凄まれぐいぐい押し退けられてもロールパンナに抱きついていきます。頭を潰されそうなくらい押されて、無様でも美しくなくても、ぶりっ子みたいでも弱くても甘くても、姉への愛のみで必死の形相で抱きついていくこの根性は目を見張るものがあります。その涙でいつも大抵、ロールパンナは元に戻ります。

 

 元に戻ったロールパンナは、きっといつか一緒に暮らせる時がくる、と自分に言い聞かせ、涙をこらえるメロンパンナからさっと離れ、何も語らず荒野へ戻るのです。

 

 

 もしかしたら、この辺は原作者やなせたかし先生も何か思いがありつつはっきりした終着点を設けていなかったのかもしれません。

 と、私が思うのは、ロールパンナは決して自分の弱さに負けて心が揺れるのではなく、先天的に善と悪の心を持っていて、自分でも制御不能だから善になったり悪になったり揺れるだけなのです。アンパンマンが基本的に善いことしか選択しないのに関しては「生まれつきそうだから迷いが無い」という面も否めなくて、もちろんそれが、生まれつきというだけでなく、行動を通してだんだん自分の哲学として定着し完全に自分のものとなったんだとしても、それでも、もしアンパンマンの心にはじめから正義と同じくらいの強い悪い心が存在したとしたら、果たしてアンパンマンであっても善が悪を完全に抑えられるのか、そして人の「心」、身体ではなく心のその半分を外科手術的に強制的に排除するのは本当にその人本人のあるべき姿なのか?という、他人が勝手にその存在の是非まで決めつけることへの躊躇い(はっきり間違っていると判断するわけではなく躊躇)をやなせたかし先生はやはり感じたのではないかな?と思うんです(私の勝手な想像)。良く生きるのを望む彼女であれば悪を強制的に排除した方がいいのかもしれないけれど、強さも弱さも全部その人のもので、悪が異物ではなく根元でその人の善と繋がっている物なのであれば、バイキンマンに外から操られてなのだとしても、悪となる報いをも全てその人が自分で受けねばならないであろうところがあって。つらいですね。

 茶木ひろみさんの「悪徳の栄え」という漫画だったか、それでも自分は悪いことを考えずにはいられないんだと言って悩み苦しむ場面があったと思うんですが、生まれつき持っている、とか、幼少期養育者から強制的に背負わされた悪徳とか、そういったことに昔から少し興味があって、時々ぼーっと考えてしまうことがあります。(↑なんだこのタイトルは?!と思ったけどサドとは関係無い感じの漫画でした。)あと、昔の漫画ばっかりで恐縮ですが、桑田乃梨子「おそろしくて言えない」かな、二重人格の女の子がいて、主人公の少年が好きになったのは優しくて可愛い性格の方の人格なんだけど、その子が自分の悪い方の人格を嫌いながらも、悪い方も私なの、とちらっと言うシーンがあったのをよく覚えています。二重人格は分裂したアイデンティティではなくあくまで別の二つの人格なのでこの場合どうなのかなというのはありますが、この人は二つの人格を一つの体に持つ人生をこの話の最終的な時点では受け入れて生きていく道を歩んでいます。解決できない、折り合えない部分がある、という点でちょっと絶望的なんですが、それも受け入れるしかなく、今の時点では諦めるしかないや、えへへとしながら案外逞しく現時点を生きていました。

 

 

 

 だから、こういうのは結局本人にしかどうにもできない一方で、本人にはどうにもできない。つまり誰にもどうしようもない。善悪の心と言っても、やはり相対的なものであって、人に害を与えるのは悪、人をころすのは悪、と今の価値観では言えても、たった数十年前世界でも日本でも敵を殺すのは悪じゃなかったこともあるし、法律等の話で言えば今でもまた別で。善悪がその時時の基準で変わるのだとしたら、今悪い心を持つロールパンナの存在自体を今の価値観や基準でどうするべきなのか判断しても彼女は救われないのではないかなあと。少なくとも今はきっと誰にもわからないのだと。(私は批判を込めた意味での「思考停止」という言葉が嫌いなのですが、今すぐ性急に答えを出すことができない事柄やそういう人に対して、出せと言うのは乱暴で、一種脅迫である場合も多々あると思うし、一時停止することを知らないのも問題があると思う。とりあえず、その言葉で人を見下す権利は誰にも無いと思うのです。傷つけるのが目的ではなくとも少なくとも相手への愛が無いのはわかる。この場合別に愛がなくてもいいんだろうけど。)

 強い善の心を持つが故に自分に悩むロールパンナも、アンパンマンたちも、メロンパンナも、いつ彼女が救われるのか全くわからないものの、彼女の善を愛し、そこから生じる生命力を信じて、ただ彼女が自分たちのところへ戻ってくるのを待つしかない。彼女を彼女の中の悪から救ってやるなんて高慢な考え方はアンパンマンもしていませんしね。皆人の心の中などわからないし、善や悪が何なのかだって自分の基準でしかわからないものです。

 

 

 話が広がってしまいましたが、ロールパンナの2つの心は、片方を消すだけでは都合の悪い面を見なかったことにしただけになるんじゃないか、という気が私にはしてしまいます。だって現実に、ロールパンナは生まれつきそうだったんだし。

 

 さて。メロンパンナが「もとのお姉ちゃんに戻って!」というのはいつももちろん、人の善を信じる優しくて強い愛なんですが、ここで別のことを言う人が現れたのです。自分は人に迷惑をかける、というのに対し、「それでもいいよ」と。それでもいいよ、ここにいろよ。と。それがローラ姫です。

 ローラ姫が、自分の職務の為にまた孤独な旅を続けねばならないと去っていく時に、ロールパンナは私も一緒に行く、と言うのです。ずっと友達だ、と約束したから、というのもあるんですが、でも一方で、こんな2つの心があっても「いいよ」と言ってくれたのがローラ姫だけだったから、というのもあったんじゃないか、という風に私は感じます。本当はローラ姫もブラックになって暴れられても困るとは思いますが、ローラ姫は多分、アンパンマンにも劣らず、迷いの無い愛を愛した人に与える人なのだと思います。アンパンマンがかなり大雑把に言ったらアガペー的な自己犠牲の博愛を示す人、としたら、ローラ姫は愛する人だけ愛する友愛みたいな、或る意味利己的な愛の強い人、しかしまた愛する人の為に寂しさを背負って1人去って行くことのできる、その点自己犠牲的でもある、間違いなく強い愛を持つ人だと思います。アンパンマンのように誰をも愛するのはむしろ人間じゃないし。アンパンだけど。

 

 

 

 こんな素敵な仲間がいるんだから、ここにいる方がいいよ、とローラ姫は言って、去っていきます。

 一緒に行かなかったロールパンナは、つまり、恋人のようにさえ見ているローラ姫ではなく、妹であるメロンパンナやジャム一家の仲間たちを選んだということです。ローラ姫が好きでも、でもメロンパンナを置いてはいけない。それには迷いが無いようです。家族愛?っていうか、ロールパンナはメロンパンナのお姉ちゃんとしてこの世界に生まれてきた人なので、そこは絶対譲れないのです。それが彼女が「なんのためにうまれてなにをしていきる」の答えなのです。そして愛するロールパンナの最も大事にするものをきちんと認めるローラ姫。

最後まで強がって笑うローラ姫、そして黙して語らないロールパンナ。

こっちが泣ける。。(。´Д⊂)

ふたりまた一緒に暮らせたらいいね、また一緒に笑いあえたらいいね。

 

素敵なお話でした。やっぱりアンパンマン映画いいよ( ノД`)…

 

 

 

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posted by: nanori | 映画など | 21:06 | comments(2) | trackbacks(0) |-
リブレセンサーカバー

 

見るたびに嬉しくなるようなグッズ、って本当にすごいなと思います。

医療器具って毎日見るもので、確かにありがたいものではありますが自分が日常的にそれを使わなければいけないことを思うと時にうんざりしたりもします。そして基本、可愛い製品ではありえないです。それが、見るとなんか嬉しくなったり笑顔になってしまったりするものになるって、すごいことだと思うんです。

 

で、前回の記事のようにセンサー剥がれに困っていたところカッパさんから教わったのを入手しました。

「持って嬉しいインスリンバッグ!!」というのを作ってる

Mature by N Designさんのところで購入しました。

これは、ストレッチレースというものなのかなと思うのですが、思ったより伸びました。それを包帯みたいに、腕につけたセンサーの上からつけると、服の脱ぎ着の時うっかりがっとやってもセンサーが剥がれてしまうことがありません。

 

一日つけると少し伸びてきてしまうので今2枚体制で洗濯しながら使っています。ずれてしまうことも実はあるんですが、気分的にはとても安心感があります。これならこれからの季節半そでになっても安心です。見えても別にいいし。

 

これはまだ購入できるんですが、インスリンバッグ、リブレ本体ケースは期間が決まっている受注生産で、今回は間に合わず。また待ってみようかなと思ってます。JUGEMテーマ:病気

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posted by: nanori | IDDM(1型糖尿病) | 17:12 | comments(2) | trackbacks(0) |-