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転院

突然ですが、転院しました。

これまでT女子医大の糖尿病センターにお世話になっていたのですが、主治医の診察枠が元々少なかったのが、事情があってもっと減るとのことで、私もほかの先生に担当していただく可能性が出てきて、それをきっかけにもっと近い病院に移ろうかなと思っていました。

 

 やっぱり遠かったからなあ…いや、新幹線で通ってくる人もいる(らしい)天下の女子医大だし、これでも私は近い方なんだけど。子供が産まれてからはこれ以上無理かも…といつも思ってました。一時保育に預けるのも難しく(競争率が高過ぎて。)連れて行ったけれど地下鉄の乗り継ぎがベビーカーだと大変だったり。予約してても一時間以上待ったりするので子供ももたないし。

で、わざわざ他の市の長時間+長期休みにも延長保育がある幼稚園に入れたのに、入ってみたらまだ子供たちが慣れてないからと年少はしばらく預けられないとわかり(|| ゜Д゜)4月の受診日は夫に仕事休んでもらってお迎え行ってもらったけど、毎月は無理じゃん。。(幼稚園は時間が短いので微妙に送り迎えのどっちかに間に合わない)

 

 

 ということで、早速糖尿病専門医のいる病院をネットで調べました。結構良い病院を見つけたので女子医で相談し、紹介状を書いていただくことに。それからすぐ新しいところに移りました。

 最後の女子医大の日はちょっと何か感慨深かったです。少しだけ病院内をうろちょろしてきました。

 

 最初の主治医内潟先生に「あなたここ行ってきなさい!!」と九大病院(えっ)に送られたんだったなあとか。その内潟先生ももう退官されて。九大の瀧井先生も退官されて…( ノД`)…

「さかえ」もここの資料室で読んでたし、採血の後は皆あんまり気がつかないふかふかの結構良いソファーがに座って止血してたなあとか。

あと、7年前、東日本大震災の翌日くらいにもともと予約が入ってて、不安だったけどだからこそインスリンは手に入れておきたかったので受診しようと出かけて、普通に先生は来てて、だけどいつも激混みの病院が空いてた…さすがの新宿も皆ちょっと不安モードで、お昼食べにサブナード行ったけど食べ物屋は「一応今日は営業してます、よ、とりあえず」みたいな感じで。

 

あと、病院帰り歌舞伎町近く(中にはできるだけ入らない)で変な被害妄想?おじさんに絡まれてつきまとわれ、通行人に助けてもらって東口交番に逃げ込んだ思い出とか。

あとは忘れちゃった。

 

という感じでありがとうごさいます、お世話になりました女子医大!あちこち病院にかかった中でもここほど採血のうまい病院は無かったです。

でも今後もし問題とかおこったり。。その他の難しい治療の時は戻ってくるかも。。。戻って来ないですめばいいな。

 

 

 

 

っていうか、新しいところは近いです!!!電車で3駅。駅から3分。あと、フリースタイルリブレが使えるところだとわかっていたので、それも大きいです。

 初日、まず看護師さんと面談、いろいろ検査を受け、自分の話、転院の経緯など聞いてもらったりして、そのあと先生の診察を受けて、また個室で看護師さんと(この看護師さんもめっちゃくちゃ1型のこと詳しい…)今後のやり方を考えたりいろいろお話させていただいているうちに気づいたら子供のお迎え40分前?!?!3時間半くらいいたよ。急いで会計して電車乗って帰ってちゃんと園バスの時間に間に合った……やばい。すごい時間かけてもらって、本当ありがたいです。( ノД`)

 

近いのももちろん希望通りなんですが、ここは1型の患者さんが多くて患者会があって勉強会のようなのもやってて…。というか、1型を多く見てる先生の方がいいなあという点が希望通りで。

 

先生も看護師さんも、あなたに良いやり方でいい、あなたのやりやすいのでいい、ごはん何食べてもいい、普段おやつは食べるの?あ、いいんですよ食べて、服の上から打つことは?あるなら長い針の方がいいですね、短いのは抜けちゃうことがあるから。あなたの生活にあったようにして、困ってるならうまくいく方法を一緒に考えましょう、カーボカウントは聞いたことある?というようないきなり全肯定Σ( ̄□ ̄;)?また、面倒見が良すぎて…1型なのに?!とにかくびっくりしました。えええ〜。今世界はこうなっているのか、というような。諸々非公式の方法について「暗黙の了解」ではなくはっきり向こうからいいよと言われるとはあんまり思ってなかったかも。。。わりとこう、女子医大では自立した患者さんが自分のペースでやって、先生は向こうからはあんまり教えてくれないけど結構自由にさせてくれる感じで。カーボカウントやインスリンポンプには否定的だったけど。

 

新しい病院は医大病院と比べるとかなり規模が小さいクリニック、なので一人一人に時間かけてくれるようで、個別指導塾のように面倒見がよく、ADHDぽい私にはかなり助かるとわかりました。女子医大では「適当に」「感覚でおぼえる」というのを推奨していたけれど、それだとむしろわからなすぎて私は混乱してしまっていたようです。

 

 

看護師さんも親身になってくれるけど、新しく担当してくださるK先生もすごくいい先生……。はじめまして、よろしくお願いしますというあいさつの時から先生がじーっと私の目を見てて、目そらさない…私はふと九大の瀧井先生とか思い出しました。いえ感じは全然違う方ですが。診察には看護師さんがいつもいっしょにいて、診察の後に振り返り、みたいなのを一緒にやって確認してくれるとのことで。え、個人病院ってそこまでしてくれるの?!?!?!

 

何かつい焦ってばかりでしんどくなってましたが。

おいおいやってみます。

いやもっともっと意識してゆっくり、落ち着いていこう。と思います( ゚Д゚)ゞ

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:病気

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posted by: nanori | IDDM(1型糖尿病) | 23:05 | comments(2) | trackbacks(0) |-
フリースタイルリブレのケースを手作りしてみました

リブレセンサー貼るのに二回連続失敗して、ひと月センサーのない生活をしています(T△T)

 

 

百均のカメラポーチを使って、フリースタイルリブレのケースを作ってみました。

 

JUGEMテーマ:病気

 

 

 

 

 

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posted by: nanori | IDDM(1型糖尿病) | 11:54 | comments(4) | trackbacks(0) |-
第二十六回文学フリマ東京2018遊びにいきました

 

 

 

↑あれこれ拝見する余裕が無くかなりピンポイントです……

 

文学フリマ東京に行ってきました。

 a piacereのまりもさん、コラボ花うさぎさんとこのご本、金継ぎ、あと直前や当日会場で焦ってウェブカタログやツイッタで探したご本だけ、な割には大量……

 しかも、もともと狙っていたうささんとこのお手製本はとっくに売り切れてましたorz。朝10時に家を出たので、予想ではなんとか11時半くらいに着くはずだったのですが。大幅に予定が狂って(ぬーちゃんがお子さまランチ食べたいと言いだしたりモノレール乗らないで遊ぶとか言ったりガチャガチャしたいと大泣きしたりなんだりしょうがないから浜松町駅のとこの本屋でサンリオの本買ってやったりして、やっと着いた流通センター駅前の花壇で遊びたがってもっと鶴※とお花を見ようよ!!とごねられ)着いたのは14時前でした。。。帰りも似たような感じです(+疲れて抱っこ)。

※本当は鶴ではなく鷺だったかも。鳥の形のパネルがたくさん立ってた。

 

 

 

 無事まりもさんのブースにたどり着くと、良いタイミングで柳屋文芸堂の柳田さんと、よいこぐまさんがいらしてました。

人形アンソロジーでご一緒させていただいた全員と何故か全員集合できてよかったです。あんまり直接お会いすることは無いんですが、皆さんにはネットでとてもお世話になってます。またいつかゆっくりお話できたらいいのですが。

私はこの時既に頭痛が。でもせっかく来たしちょっとだけキョロキョロ歩いてきました。

 

 

 でアンソロジーメンバー以外の皆様には今回名乗らず失礼ながらご挨拶を省略させていただいていたんですが(っていう程あちらさまにはあんまり私がわからないかと)。

 ところが何故か麻子様にだけ、もしかしてお会いしたことがあるのでは?とバレて……こちらはこども連れてるしなー。。すみませんすみません。私は何か「黙ってる」とかいうのが苦手で、挙動がおかしいのかも?

 

 なかなか読む時間が取れないのですが、手に入れておきたかったご本たちなのでゆっくり読ませていただきます。でも本当は前に読んで感想を伝えてなかった作者様には直接一言だけでも伝えようと思ってたんですが、飽き始めたぬーちゃんがうるさいんで忘れてしまいました。「ままのお友達のところに行くよ」と言って連れてきたから、ぬーとしては遊んでもらうつもりで来たのに全然そういう雰囲気じゃなかったから不満だったよう。

 

 

あっほら、絵本があるよー。小さいね、可愛いね〜。と適当に指差してみたら、何か面白そうなブースでした。

絵本手作りキット

(「ビーナイスほんにやさしく様」)

 ほんとだ、可愛い!と子供が夢中でサンプルの豆絵本を読んでいるので、この豆本製作キットを購入。今度やってみよう程度に思っていたら、家に帰ってすぐ作って作って言われて、疲れてるのに仕方なくせっせと作り始めました。子供は作れ作れと言うだけ言って、プリキュアっぽく自作の適当な歌詞で謎の旋律を歌って踊ってる。。。

 

 まだ途中ですが、考えてみたらやっぱり後日でも良かった……いや、工作はやりたかったんだけど。

 

絵本手作りキット

 

本文のページを蛇腹に折り折りしていると何か思い出す……

あ、(*゜Q゜*)ミニプロだ。。。みんぶ(フォークダンス)のパーティープログラムを4×4冂度の小さい本のようにして来場者が服に安全ピンでくっつけて踊れるようになってるやつ。みんぶの学生は大抵作ったことがあると(何十とか場合によっては百〜とか数を作るので大変)思うけど、考えてみるとあれも豆本だったんですね。ミニプロも表紙はボール紙+布を貼って作ってて(表紙は紙のこともある)、この豆本キット作ってるとミニプロも簡易ながら実はちゃんと基本通りだったんだと気付きつつ、かつても苦労したようにやっぱ揃えて折るの苦手で。。これも上手くはできません。。

 多分子供はほぼ忘れているので(後日ふいに思い出して絵本は〜?と言い出す可能性はあるけど)ゆっくり完成させてみます。

 説明冊子がとても丁寧に書かれてて、台紙も既に切ってあるし、家にあるものでほとんど説明通りに作業するだけでハードカバーの本になるとか。すごい。

 

 ところで帰りに流通センター駅前まで来ると、イベントのことをよく知らない感じの通りすがりのおじ様二人が文フリ来場者にイベント内容を聞いてたようで、声をかけたんであろう若者と別れてから私の背後で話してた内容。

「わかったわかったなるほどな、コミケが漫画のやつで、こっちは小説っちゅーことだろ」

「つまりあれだろ、あーいう芥川龍之介を主人公にしてとかなんだかんだって小説にするってんだろ?」

「そうそうあっちは漫画でこっちは小説でって違うってんだな」

 

ちょっと限定的な理解をされたようですが、考えてみると、イベントに全然興味無いし入る訳じゃないけどなんだこれって感じの関心を持つ人に「文学フリマって何」と軽く質問されたら一言で何と言えばいいのか咄嗟にわかんないかも。どうしても「コミケみたいな…」という言葉で説明してしまうかもしれませんね。コミケって何と言われたら難しくて私は説明できないけど。

 

で、こういう「文学」の例で一番に出てくる作家って芥川龍之介なんですかねやっぱり。おじさんたちにも会場に入ってみていただきたかったですねー。

 

 

できたら各作品の感想をどこかで書きたいと思ってます。が、書けたとしても多分時間がかかります。

 

ミニプロ

 

↑ミニプロ

 

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posted by: nanori | 文学 | 13:09 | comments(2) | trackbacks(0) |-
子供の映画を横で見た「ロールとローラ うきぐも城のひみつ」いろいろ思った ネタバレあり

「ロールとローラ うきぐも城のひみつ」2002年

 

ロールパンナとローラ姫

 

アンパンマン作品の中ではちょっとびっくり、百合色濃いものです。

 

私はロールパンナとメロンパンナ姉妹が好きなんだけど、実はロール&メロンよりも、ロール&ローラ姫のペアが好きで、ちょっとロールとメロンのことについて言及を避けてきたところがあります;

 

 

ロールパンナとローラ姫の出会いはちょっとセンセーショナルで、これは好きな大人も多いと思います。

 

ロールパンナはたった一人必死で大きくて重い歯車を坂の上に運ぶ子を見つける。手伝おうとすると、

「余計なことをするな!手伝わなくていい。帰れ!」

粗野ではないけれど横柄な物言い、負けん気が強く人を寄せ付けないつれなさ。ヘルメットに泥んこ服、防塵マスク姿で最初は男の子に見えるんですが、ローラ姫の大変な力仕事をロールがしつこくしつこく手伝っている途中、ローラ姫が頭の包帯を取ると2つのお団子にした灰色の髪が現れる……。ただ、その髪は環境汚染の為にまだらに黒くなっていました。なんだろう、豹というよりサーバルキャットのような大きな斑点が頭にあるの。「これを見ると、手伝ってくれると言うやつらも皆逃げていくのさ!」だからいつも1人だったローラ姫。

 

 無言でふっと飛んで行ってしまうロールパンナ。はっと傷付いたような顔をするローラ姫。信じた人に何度も裏切られてきたのか、傷付くのが嫌で人を寄せ付けなかったのだということがわかる場面。でも実はロールパンナは、余計なことを言わず手伝いの続きをする為に飛び上がっただけなのだということがわかる。

 

 揺れるまごころ草を見つめるロールパンナと、花に水をやるローラ姫。

ローラ姫「何でそんなにあたしにかまうんだ」

ロール「好きだから……」

それを聞きはっとして頬を赤らめ、目を輝かせるローラ姫。

ロール「……花が。」

ローラ姫「……おまえ、きれいな目をしているな」

ロール「えっ?」

今度はロールパンナがはっとして赤くなる。

ローラ姫「なんでもねえよ!」

 

 夜風の中ふたり寄り添い、ハープを弾きながらローラ姫が歌う。ロールパンナは傍で目を輝かせ潤ませながら聞きいっている。そしてふたりの少女の少し低めに響くデュエットが始まる。

「君は1つの歯車、僕も1つの歯車、それぞれはちっぽけで役立たずだけれどふたつ合わせれば……」

それはまるで宝塚歌劇のよう。華やかで、純粋に美しい物を美しく映し出す非現実のグランドロマン。それはアラフォーの忘れていた乙女心をも蘇らせる……。そのローラ姫の声は実は元宝塚娘役トップの黒木瞳さまなのでした。

 

 

 更に続く二人だけの世界。ローラ姫をお風呂に入れてやり、その髪を洗うロールパンナ。ローラ姫の髪は汚れて真っ黒になっていたけれど、汚れを落としてみると実は明るい金髪だった。しかし、斑点状の汚れは取れそうにない。

 ローラ姫の女らしい魅力を発見し、彼女に似合うドレスを選んでやり、恥ずかしがるのを無理矢理鏡の前に連れて行って、服をあててやるロールパンナ。

 ローラ姫の髪をとかしてやりながら、ロールパンナは言う。

「壊れた機械が直ったら、きっと髪も元通りになる」

ローラ「機械が直ったらおまえはいってしまうんだろ?なら、壊れたままでいい。ずっとここにいろよ」

ロール「いてもいいのか?…でも、私は青いハートが光った時に周りに迷惑をかけてしまうんだ。だから私は皆から離れてずっとひとりで…」

ローラ姫「ここにいろよ。あたいたちずっと友達だろ」

っていうか、、風呂で洗ってやり、髪をとかしてやる、という辺りで友達の域を越えたような気もするけれど。せいぜい二人の目がキラキラするくらいだし、表現があくまで慎ましくて品を保ちあの絵面だから、はしたなくはないんだけど、なんて耽美な。これアンパンマンだよね?!

 

 孤独で、どこか似た感じの目元をした二人。全然性格が違うのに惹かれ合い、仲良くなるのは自然なことだったよう。

 

 そしてどれくらいの間そうしていたのか、お花畑でふたりきゃっきゃうふふとじゃれあう少女たち。

 そこへ、アンパンマンたちと共にローラ姫のうきぐも城を訪れて、偶然大好きな姉ロールパンナと再会したメロンパンナ、ローラ姫に激怒。

 

 

 ロールパンナはもともと男の子っぽいキャラというか、寡黙と覆面のせいでクールな少年のような外見の子で、ローラ姫のような男っぽい子が出てきたらキャラが被るのかとおもいきや、実は本質的にすごく女らしい子だから、今度はローラ姫が男っぽい少女役、ロールパンナがそこに大量に咲くまごころ草の花の影響で可憐な女の子っぽくなってしまって、言葉も「ですます」調に。

「大変!おねえちゃんも一緒に戦って!」「えっ?戦いなんて嫌です…(走り去る)」えっ…おねえ…ちゃん?とメロンパンナもびっくり、ドキンちゃんも驚いて思わず「弱々しい」と呟く程。

 

 

 

 キャラ設定に関わる話なのですが、ロールパンナは(いろいろ省略しますが)優しい良い心と悪い心、2つの心を持っていて、アンパンマンに会うのを契機にブラックロールパンナになってしまうと(姿が本当に黒い色になる)アンパンマンを倒す、と言って怖い目で襲ってきます。か弱いメロンパンナと違ってロールパンナはこれがもともとすごく強い人なんで、味方にすると頼りになるんだけど、敵にすると一番厄介な人かも。悪い心だけしかないのであればアンパンマンも躊躇わず戦えるんだけど、良い心もあり、その良い心をメロンパンナも皆も愛しているので、ロールパンナを攻撃する事がどうしてもできないのです。これは彼女が産まれた経緯でそうなってしまったので、本人の責任ではありません。だけど狂暴性を懸命に抑え、大事な人たちを傷付けないように、自らの意志で、普段は1人荒野に暮らしているのです。

 

 

「君とは戦えない!」

と、襲ってくるブラックロールパンナを何があっても攻撃する事ができないアンパンマン。

 ロールパンナも別に、アンパンマンを倒す目的以外には積極的に日頃悪いことをしようとしている風では無いんですが、アンパンマンを攻撃する際に邪魔になる人に対しては、相手が一般人だろうと「邪魔だどけ!」と崖の上から殴り飛ばしたりもして、かなり殺傷能力の高い人だから、何とかアンパンマンも彼女を抑えねばなりません。でも、アンパンマンはいつも彼女と戦うことを拒否するのです。

「君とは戦えない!」と言って結局アンパンマンはやられて、仲間全員危機的状況に。

 

 

 唯一ブラックになった彼女を抑えられるのが妹メロンパンナです。「いつもの優しいお姉ちゃんに戻って!!」と涙を流して、はなせ!おまえなんて妹じゃないと怖い顔で凄まれぐいぐい押し退けられてもロールパンナに抱きついていきます。頭を潰されそうなくらい押されて、無様でも美しくなくても、ぶりっ子みたいでも弱くても甘くても、姉への愛のみで必死の形相で抱きついていくこの根性は目を見張るものがあります。その涙でいつも大抵、ロールパンナは元に戻ります。

 

 元に戻ったロールパンナは、きっといつか一緒に暮らせる時がくる、と自分に言い聞かせ、涙をこらえるメロンパンナからさっと離れ、何も語らず荒野へ戻るのです。

 

 

 もしかしたら、この辺は原作者やなせたかし先生も何か思いがありつつはっきりした終着点を設けていなかったのかもしれません。

 と、私が思うのは、ロールパンナは決して自分の弱さに負けて心が揺れるのではなく、先天的に善と悪の心を持っていて、自分でも制御不能だから善になったり悪になったり揺れるだけなのです。アンパンマンが基本的に善いことしか選択しないのに関しては「生まれつきそうだから迷いが無い」という面も否めなくて、もちろんそれが、生まれつきというだけでなく、行動を通してだんだん自分の哲学として定着し完全に自分のものとなったんだとしても、それでも、もしアンパンマンの心にはじめから正義と同じくらいの強い悪い心が存在したとしたら、果たしてアンパンマンであっても善が悪を完全に抑えられるのか、そして人の「心」、身体ではなく心のその半分を外科手術的に強制的に排除するのは本当にその人本人のあるべき姿なのか?という、他人が勝手にその存在の是非まで決めつけることへの躊躇い(はっきり間違っていると判断するわけではなく躊躇)をやなせたかし先生はやはり感じたのではないかな?と思うんです(私の勝手な想像)。良く生きるのを望む彼女であれば悪を強制的に排除した方がいいのかもしれないけれど、強さも弱さも全部その人のもので、悪が異物ではなく根元でその人の善と繋がっている物なのであれば、バイキンマンに外から操られてなのだとしても、悪となる報いをも全てその人が自分で受けねばならないであろうところがあって。つらいですね。

 茶木ひろみさんの「悪徳の栄え」という漫画だったか、それでも自分は悪いことを考えずにはいられないんだと言って悩み苦しむ場面があったと思うんですが、生まれつき持っている、とか、幼少期養育者から強制的に背負わされた悪徳とか、そういったことに昔から少し興味があって、時々ぼーっと考えてしまうことがあります。(↑なんだこのタイトルは?!と思ったけどサドとは関係無い感じの漫画でした。)あと、昔の漫画ばっかりで恐縮ですが、桑田乃梨子「おそろしくて言えない」かな、二重人格の女の子がいて、主人公の少年が好きになったのは優しくて可愛い性格の方の人格なんだけど、その子が自分の悪い方の人格を嫌いながらも、悪い方も私なの、とちらっと言うシーンがあったのをよく覚えています。二重人格は分裂したアイデンティティではなくあくまで別の二つの人格なのでこの場合どうなのかなというのはありますが、この人は二つの人格を一つの体に持つ人生をこの話の最終的な時点では受け入れて生きていく道を歩んでいます。解決できない、折り合えない部分がある、という点でちょっと絶望的なんですが、それも受け入れるしかなく、今の時点では諦めるしかないや、えへへとしながら案外逞しく現時点を生きていました。

 

 

 

 だから、こういうのは結局本人にしかどうにもできない一方で、本人にはどうにもできない。つまり誰にもどうしようもない。善悪の心と言っても、やはり相対的なものであって、人に害を与えるのは悪、人をころすのは悪、と今の価値観では言えても、たった数十年前世界でも日本でも敵を殺すのは悪じゃなかったこともあるし、法律等の話で言えば今でもまた別で。善悪がその時時の基準で変わるのだとしたら、今悪い心を持つロールパンナの存在自体を今の価値観や基準でどうするべきなのか判断しても彼女は救われないのではないかなあと。少なくとも今はきっと誰にもわからないのだと。(私は批判を込めた意味での「思考停止」という言葉が嫌いなのですが、今すぐ性急に答えを出すことができない事柄やそういう人に対して、出せと言うのは乱暴で、一種脅迫である場合も多々あると思うし、一時停止することを知らないのも問題があると思う。とりあえず、その言葉で人を見下す権利は誰にも無いと思うのです。傷つけるのが目的ではなくとも少なくとも相手への愛が無いのはわかる。この場合別に愛がなくてもいいんだろうけど。)

 強い善の心を持つが故に自分に悩むロールパンナも、アンパンマンたちも、メロンパンナも、いつ彼女が救われるのか全くわからないものの、彼女の善を愛し、そこから生じる生命力を信じて、ただ彼女が自分たちのところへ戻ってくるのを待つしかない。彼女を彼女の中の悪から救ってやるなんて高慢な考え方はアンパンマンもしていませんしね。皆人の心の中などわからないし、善や悪が何なのかだって自分の基準でしかわからないものです。

 

 

 話が広がってしまいましたが、ロールパンナの2つの心は、片方を消すだけでは都合の悪い面を見なかったことにしただけになるんじゃないか、という気が私にはしてしまいます。だって現実に、ロールパンナは生まれつきそうだったんだし。

 

 さて。メロンパンナが「もとのお姉ちゃんに戻って!」というのはいつももちろん、人の善を信じる優しくて強い愛なんですが、ここで別のことを言う人が現れたのです。自分は人に迷惑をかける、というのに対し、「それでもいいよ」と。それでもいいよ、ここにいろよ。と。それがローラ姫です。

 ローラ姫が、自分の職務の為にまた孤独な旅を続けねばならないと去っていく時に、ロールパンナは私も一緒に行く、と言うのです。ずっと友達だ、と約束したから、というのもあるんですが、でも一方で、こんな2つの心があっても「いいよ」と言ってくれたのがローラ姫だけだったから、というのもあったんじゃないか、という風に私は感じます。本当はローラ姫もブラックになって暴れられても困るとは思いますが、ローラ姫は多分、アンパンマンにも劣らず、迷いの無い愛を愛した人に与える人なのだと思います。アンパンマンがかなり大雑把に言ったらアガペー的な自己犠牲の博愛を示す人、としたら、ローラ姫は愛する人だけ愛する友愛みたいな、或る意味利己的な愛の強い人、しかしまた愛する人の為に寂しさを背負って1人去って行くことのできる、その点自己犠牲的でもある、間違いなく強い愛を持つ人だと思います。アンパンマンのように誰をも愛するのはむしろ人間じゃないし。アンパンだけど。

 

 

 

 こんな素敵な仲間がいるんだから、ここにいる方がいいよ、とローラ姫は言って、去っていきます。

 一緒に行かなかったロールパンナは、つまり、恋人のようにさえ見ているローラ姫ではなく、妹であるメロンパンナやジャム一家の仲間たちを選んだということです。ローラ姫が好きでも、でもメロンパンナを置いてはいけない。それには迷いが無いようです。家族愛?っていうか、ロールパンナはメロンパンナのお姉ちゃんとしてこの世界に生まれてきた人なので、そこは絶対譲れないのです。それが彼女が「なんのためにうまれてなにをしていきる」の答えなのです。そして愛するロールパンナの最も大事にするものをきちんと認めるローラ姫。

最後まで強がって笑うローラ姫、そして黙して語らないロールパンナ。

こっちが泣ける。。(。´Д⊂)

ふたりまた一緒に暮らせたらいいね、また一緒に笑いあえたらいいね。

 

素敵なお話でした。やっぱりアンパンマン映画いいよ( ノД`)…

 

 

 

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

 

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posted by: nanori | 映画など | 21:06 | comments(2) | trackbacks(0) |-
リブレセンサーカバー

 

見るたびに嬉しくなるようなグッズ、って本当にすごいなと思います。

医療器具って毎日見るもので、確かにありがたいものではありますが自分が日常的にそれを使わなければいけないことを思うと時にうんざりしたりもします。そして基本、可愛い製品ではありえないです。それが、見るとなんか嬉しくなったり笑顔になってしまったりするものになるって、すごいことだと思うんです。

 

で、前回の記事のようにセンサー剥がれに困っていたところカッパさんから教わったのを入手しました。

「持って嬉しいインスリンバッグ!!」というのを作ってる

Mature by N Designさんのところで購入しました。

これは、ストレッチレースというものなのかなと思うのですが、思ったより伸びました。それを包帯みたいに、腕につけたセンサーの上からつけると、服の脱ぎ着の時うっかりがっとやってもセンサーが剥がれてしまうことがありません。

 

一日つけると少し伸びてきてしまうので今2枚体制で洗濯しながら使っています。ずれてしまうことも実はあるんですが、気分的にはとても安心感があります。これならこれからの季節半そでになっても安心です。見えても別にいいし。

 

これはまだ購入できるんですが、インスリンバッグ、リブレ本体ケースは期間が決まっている受注生産で、今回は間に合わず。また待ってみようかなと思ってます。JUGEMテーマ:病気

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posted by: nanori | IDDM(1型糖尿病) | 17:12 | comments(2) | trackbacks(0) |-
やぶ蛇というか

JUGEMテーマ:古典文学

フリースタイルリブレのセンサーがあまりに無痛、存在感無しなので、よくつけていることを忘れてしまう。で、うっかり無造作に腕まくりなどしてテープを剥がしてしまいそうになるので、自分でその存在を忘れないように、袖のセンサーのある所に適当な缶バッジを付けておいた。とにかく剥がれたら二週間分ぱーなので。動くとさりげなくカンと音がなるし、何かがここに有ると自分でわかるのでこれいいかもと思った途端。


子供「あー!何つけてるの!?これなにー!!かわいーー!」
(缶バッジをバシバシ叩いてくる)
「ぎゃーー」
……なんか、こういうの見たことがある。


〜〜〜〜〜〜〜

「我が夫ジークフリートが心配なのじゃ。殿は不死身の体をしておられるが、じつは一ヶ所だけ龍の血を浴びなかった所がある。そこが急所なのじゃ。たくさんの槍で背後を襲われ万一そこを突かれたらと思うと妾は心配で」
「王妃様、私が必ずジークフリート王をお守り申す。して、その急所とは何処に」
「肩のところじゃ。では妾がそこに糸で十字の印をつけておこう。ハーゲン殿、御身を信頼するからこそ打ち明けたのじゃ、そこを特に気をつけて守ってくださらぬか」
「承知いたしましたぞ。ご安心なされ」
…中略…
「喉がかわいた、水を飲もう、ゴクゴク」
「急所はその十字だ!とうっ!」
「ぎゃーー」


〜〜〜〜〜〜〜

 

ニーベルンゲン

 


何かちょっとこれ思い出した………。

 

 

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posted by: nanori | 文学 | 13:03 | comments(0) | trackbacks(0) |-
プーリップ達・アリスインスチームパンクワールド

JUGEMテーマ:Pullip-プーリップ-

 

うちのプーリップの全体像や集合写真を撮ろうと思いつつ、ちょっとあれこれしまってしまって。迷いながらそのままになってます。そんなに数はいないんですが、収納場所が無くなってしまって(汗)

とりあえずすぐ出せるところに以前からよく遊んでる子はいるんですが、お気に入りだけを集合させてみようかなあと思うと誰まで出すか迷います。

 前回のガレーネ記事も結構前に書いたので、そのあとしまってしまってるのです(アップに時間がかかりすぎている)。。。

 

 

…とりあえず訳あって表に出てなかったこの子、先にご紹介しておこうかなと思います。プーリップの「アリスインスチームパンクワールド」ちゃん、2015年発売の子、だったかな。

 

 

 

この子はちょっと訳ありなのですが、その分可愛いんです。

 

 

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posted by: nanori | プーリップ | 16:29 | comments(2) | trackbacks(0) |-
プーリップ達・ガレーネ、クラシカルホワイトラビット、キヨミ

JUGEMテーマ:Pullip-プーリップ-

 

不思議かわゆいブライスとも雰囲気が違って、美形路線な感じのプーリップも好きです。

全然タイプが違うのでどっちがいいと言えないんですが、こう改めて見るとやっぱりプーリップのお顔も好きだなあと思います。

 

プーリップうちに何人いたっけ。って、全体を整理したいと思ってブログ記事書き始めたのに、自分でも何か全然わからないことがわかりました。整理してまた集合写真を撮りたいと思います。

って、前撮ったのにしまいこんだり手放したりしてるし。とにかく数年前ちょっと整理しようと思って欲しいという方にまとめてお譲りしたりで大量にいなくなってます。

 

とはいえ、実は新たにほしい子もいて(><)増やすのもなあと思いつつ、プーリップシリーズも買ってるじゃん私。

 

あとそうこうしているうちに、4月発売ブライスの「ジリアンズドリーム」も発表されてて、え、もしかしたら可愛いかも?。。。お人形って公式画像がいつもあんまり私のツボじゃないように見えてしまって。いつも実際発売されるとなんか違うんですよね。箱に入ってる状態の写真が「可愛い」と思ったらもしかしたら思ったよりいいのかも、という程度にしかわかりません。。。やっぱり実物を見ないと本当にはわからないんでしょうけど、よそさまのブログなどでお迎え写真を見ると「えっこの子こんな私の好みな顔だったの?!」と驚いて慌ててお迎え……しようとしてももうプレミアついてる、みたいなことにいつもなってしまいます。

 

 

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posted by: nanori | プーリップ | 20:02 | comments(0) | trackbacks(0) |-
ひさしぶりのさゆりん

ブライスの小百合ちゃんです。(チェックイットアウト)

三つ編みにしてみました。

JUGEMテーマ:Blythe

 

 

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posted by: nanori | ブライス | 17:45 | comments(0) | trackbacks(0) |-
フリースタイルリブレ・その1〜センサー装着

アボット社の「フリースタイルリブレ」を使い始めたお話です。

24時間持続して測定できるグルコース値および血糖測定器を保険適用で使わせてもらえることになりました。

 

何回かにわけて、時々書いてみるつもりなのでその1です。
 

※きちんとした情報についてはアボット社のフリースタイルリブレのホームページをきちんと読んでくださいね。

 

※「リブレなど使ってる患者さんですか、はい、いいえ」みたいな選択肢のある四角いダイアログが出ます。

http://jp.abbott-diabetescare.com/patient/products/

 

 

 医療機器なので、使う方、家族の方、面倒でも説明書や公式を読んで、この記事その他を読んでの不明点、疑問点はアボット社お客様相談室に遠慮なく直接問い合わせてください。

 ここの記事はほぼ個人の体験談にすぎませんし、何らかの間違いがあるかもしれません。

 

 

 

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posted by: nanori | IDDM(1型糖尿病) | 19:16 | comments(2) | trackbacks(0) |-