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カウンセリングを受けたこと
たいしたことじゃないですが、私はカウンセリングを受けたことが何度かあります。治療ではなく心理的なカウンセリングです。

一度目はそれとわからなかったんですが、高校の宗教の授業の先生が、放課後に声かけてくれて、二人で校舎の長い廊下を行ったり来たり歩きながら、とりとめもなくいろんな話をしていました。宗教科の研究室でお茶を飲みながら、ということもあったし、職員室の前のベンチでしゃべっていたこともありました。あれはカウンセリングだったのかもしれないと今は思いますが、当時そんな意識が無かったから、ごく普通になんでもかんでも話せたのだと思います。

2回目のカウンセリングは、高校3年生の時です。私がIDDMになって、どういうわけか担任の先生が上智大の研究室でやっているカウンセリングをうちの親に勧めてくれました。病気とつきあっていく上でこういうのは受けておいた方がいいのかな?と思い、母親が一緒に行くと言うので、特に何のためともつかずよくわからないまま週に1回通いました。
そこはあまり楽しい場所ではありませんでした。趣味の話とか、読んだ本の話とか、そういうことばかり聞かれて、普通に答えていたけれど、どうして知らない人とこんな話をしなければいけないのかなあと思い、また、1回のカウンセリング費用が2千円で(相場の半分くらいだと思いますが)、また四ッ谷までの交通費が片道800円近く、しかも母と娘分だから、毎週行ったら月に、計7,000円×4週間分かかってしまうのです。

母親がお金は出してくれたものの、当時高校生でお小遣いというものも貰っておらず、金銭感覚がとても貧乏じみていた私には、このお年玉の年間総額に匹敵する金額を毎週毎週払うのは精神的に苦痛なことでした。お金のことしか覚えていないというのもなんですが・・・結局、受験生でそんなことをしている暇があるかと父親が怒るし、負担になるばかりだったので、数回でやめました。

それからもう一回、機会はありました。大学の学生相談室です。
多分あまり利用する人は多くないと思いますが、どんな学校でもこういう場所はあると思います。ソファがあって、本や漫画がたくさんあって、お茶も飲めて、ここでお弁当も食べられて、そして申し込めばカウンセリングが受けられるのです。
入学式の時、学校のガイダンスがあって、その時学生相談室の担当の先生が、「特に何も無くても、気軽にきてください」と言っていたので、大学生になって環境も変わり、病気を抱えて一人でやっていけるのかちょっとだけ不安な気持ちもあった私は、早速訪ねていって、そしてカウンセリングも受けてみました。

初めは私は病気とどうやってつきあっていったらいいのかな、というような軽い(?)相談のつもりで行ったんですが、何度も通ううち、過去のことや、抱えている問題や、とても苦しいことまで話すようになりました。
確かカウンセリングの時間は週一回、一回45分でしたが、そのうち30分くらいは何も言えず泣いていたような気がします。
何を話してどういう結論まで行ったのか、覚えていません。(普通覚えているもんなのかな・・・)とにかく何ヶ月かでカウンセリングは無事終了しました。
話したことはほとんど何も覚えていないんですが、あの頃のことを思い出すと、胸が詰まるような気持ちになります。カウンセリングは自分の中で絡まっている糸を丁寧にほぐしていく作業のようです。

私は心理カウンセリングを受けるのは苦手です。得意という人はあまりいないかもしれませんが・・・積極的に心を開き整理していくことができるくらいなら、カウンセリングの必要はないのかもしれませんね。カウンセリングを受けることはとても勇気がいります。自分の奥底に踏み入るのは、自分がばらばらになりそうな危機感もあって、だからこそ、自分で自分の心をいじくるよりも、プロに任せた方がいい時も有るんでしょう。そう簡単な解決というものは無いのだと思います。

今時々ぬいぐるみを触っているのは簡単な癒しの部類だと思いますが、これはこれで、ほんのわずかな幸せをもたらしてくれます。それは私にとって解決にはならないのかもしれないですが・・・私がぬいぐるみに求めているのはそういう、ちいさなわずかなものなのです。
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posted by: nanori | 病気 | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |-









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