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スタンド・バイ・ミー
「あんな作品をいっぱい作れるなにかを与えてくれた神さまみたいに、こう言ってやれるんだ。“これこそ、わたしたちがおまえに望むことだよ、息子や。その才能を失わないようにしなさい”ってね。だけど、子どもってのは、誰かが見守っててやらないと、なんでも失ってしまうもんだし、おまえんちの両親が無関心すぎて見守っててやれないってのなら、たぶん、おれがそうすべきなんだろな」
スティーヴン・キング「スタンド・バイ・ミー」より


ちょっと恥ずかしいですが過去の話。
高校生の時学校の先生に当時書いていた小説の話をしたことがありました。
「将来は小説家になるの?」
と先生は私に聞かれたのですが、私は親の希望で研究者になる道を選ぶから小説家にはならないということを言いました。すると先生は、両方できるよとおっしゃり、
「スタンド・バイ・ミー」に「子どもは、誰かが見守ってあげないと大事なものでも簡単に捨ててしまうことがある」というような言葉が出てくるんだよと教えて下さいました。
当時私は子供でした。小説書きという行為が自分にとって重要なことだと認めてくれる大人が近くにいたということに驚きながらも、残念ながら、何かを自分の力で得るにはあまりに私が無力だということを深く深く感じて、私はただ泣いたのでした。

「スタンド・バイ・ミー」でこの発言をした主人公の友人クリスは友達の間の暗黙の了解を破って主人公ゴーディの親を批判することになってしまいましたが、私の先生も私の親を批判することになってしまったようです。そのことに当時戸惑いましたが、つまり先生はクリスと同じように私にそれを捨てるなと言いたかったのだと思います。
当然ながら私にはゴーディのような才能が無かったし小説家なんてとんでもないですが、高校生の頃から書き続けていた小説を大人になってから完成させ、最近も文学フリマに参加したりなど細々と創作活動を続けてきました。やはり私にとって捨ててはいけないものだったのでしょう。見守ってくれる人がいてよかった、本当に失ってしまわなくてよかったと思っています。
大人になってから読んだこのスタンド・バイ・ミーが大変良かったので思い出して書いてしまいましたゆう★



JUGEMテーマ:読書


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posted by: nanori | | 21:21 | comments(2) | trackbacks(0) |-
いいセリフですねー。
そのことを覚えてるなのりさんもスゴイな!!
たしかに、子供のころって経験が少ないから、コトの重大さとか怖さが比べられず、どのくらい大事なコトなのかわかりませんね。
だからヒドイ言葉を平然と言うこともあるし、言えばいいようなことをガマンして呑み込むこともあるなーと思いました。
| カッパ | 2010/06/09 9:41 AM |
>カッパさん
ありがとうございます。
いいセリフですよね!当時聞いた時は正確には覚えていなかったんですが、印象に強く残っていました。こういう言葉が書けるキングはすごいと思います。
子供って確かにいろいろなことがどのくらい大事かってわかっていないかもしれませんね。
だから酷い事を言ったり我慢してのみこん
だり…確かにそうですねえ。まだまだ私も子供な所がありますが(^^;経験を積まないといけませんね。
| なのり | 2010/06/09 10:26 PM |









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