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日本糖尿病協会,荻原 友未,滝井 正人
過食症になった1型糖尿病の女性と医師の往復書簡
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1型糖尿病患者出産日記

メモ

一つの記事に全部まとめて載せたのでかなり長いです。

 

関連記事: 1型出産時里帰り等の時の転院の仕方など。1型糖尿病患者出産日記の追記的な

 

数年前の出産時、某SNSの方でほぼリアルタイムの日記をちょっとだけ書いていたのですが、限定公開だったので、1型さんの出産の一つの例としていつかどこかで参考にしていただけることもあるかもしれないと思い、できるだけ多くの患者さんが読めるよう、このブログで公開することにしました。個人情報の観点でいろいろ問題あったので日付、個人名、病院名その他ここではいろいろ伏せてあります。日付もフェイクですが、インスリン単位数などはそのままにしておきました。また、直知り合い多数のSNSで書くのもどうかと思ってかなり削ってアップしていたので、省略していた部分もこちらでは載せています。余計な愚痴なども有り。

 

これはあくまで個人的な記録です。百人いれば百通りの症例、やり方があるくらいいろいろなので、全然あてはまらないこともあるだろうし、病院や病棟の方針も場所によって全然違うと思うので、一つの例として読んで頂ければと思います。

 

出産の日記ってさほど見たいものでもないと思いますので、興味のない方は是非是非スルーでお願いします。

 

以下「続きを読む」にたたみます。

 

 

JUGEMテーマ:1型DMと出産

 

 

 

 

血糖値の推移などは記録がどこかにいってしまったのと、出産前の1週間は入院してインスリンも食事も医師の指示のもと徹底管理されていて、それまでに出産に問題ないレベル(ヘモグロビンA1c5%台半ば)には頑張って下げていた、でも1日7回血糖測定のうち、低血糖もあり、200越えもあった、というくらいの情報以外さほど私の具体的な数値がどうとかいうのは関係ないかなと思うので書いていません。ひとつだけ、妊娠中は思ったよりはHbA1cが下げやすい感じがしました。もしかしたらちらっと言われたことがあるように、胎児にブドウ糖が行ってしまうからというのもあるのかもしれません。

 食前血糖140ml/dlは1型の人には結構普通な数値ですが、産科では妊婦には高いから下げるべきと言われ(目標は食後で120までとかいう感じでした)、でも入院前に家でそれ以下を維持するのは私は無理でした(HbA1c5%でも。普段は7%台な私)。この状態でも低血糖が一日2,3回来るので、更に下げようとして妊娠中の私が意識を失ったりすると(胎児が)危ないと糖尿内科では判断されたのでそれも危険だし、産科にうるさく言われて糖尿内科の主治医が頭を抱えてました。という感じで糖尿内科よりも産科に厳しく言われてました。幸い子供には影響がありませんでした。

また、私の場合、普段東京女子医大病院の糖尿病内科に通っていて、出産前の3ヶ月は関西大阪医大病院の糖尿病内科と産科に通ってここの産科で出産しました。そこでも意識の違いがあって、東京女子医大病院ではメンタルの方も考えて、キリキリやるよりは大雑把にやった方が結果的にいい、感覚でできるはず、という方針、関西ではどちらかというと、CSII(インスリンポンプ)を使ってでも徹底的に下げた方がいい、という基本的なところで違って、どちらかというとやっぱり関西の方が最新の器具、最新の薬、最新の血糖管理方法(カーボカウントなどの活用)をどんどん推奨している先生が多い感じがしました。一概には言えないですが。

そういえば、東京女子医大の主治医には、妊娠後期には二週間に一回くらい眼底検査をすることになると言われていたんですが、大阪医大ではそういうことは言われませんでした。低血糖頻発は合併症の網膜症の危険が大きいらしいので、妊娠時頑張って血糖を下げていると当然目に来る危険があるらしいです。下げる時は皆さん気を付けましょうね。

 

 

 

以下、当時の日記にちょっと手を加えたものです。

 

 

入院2日目(出産の1週間くらい前)

201x年3月21日11:26

 

 今、MFICU(母体胎児集中治療室)というところにいます。体調は親子ともどもすごく良くて、今はほとんど私の血糖調整の日々です。
 昨日の夜から食事が分割食になって、全部の食事の炭水化物(ごはんやパン)だけ半分に分けて、おかず全部と炭水化物の半分だけ食べ、炭水化物の残り半分を2時間後に食べてます。ご飯が1日6回(´・ω・`)ということになります。食後2時間の血糖を上げない為なんですが胃にも優しいので面倒だけど実は結構いいです。血糖測定は1日7回、注射は1日7回、全部ナースに確認してもらってからなのがやっぱり面倒だけど…
DM主治医のN先生I先生がすごい細かく調整して試して下さって、とても頼りになって感動してます。やっぱり1型がわかる先生って違うな…私は患者として20年やってるけどなんとなく、勘でという面がすごく多かったから。
先生も看護師さんもいい方ばかりですごく良い環境にいさせてもらってます。
このO大のMFICUのお部屋スペースは、かなり広いと思っていた九大心療内科の大部屋の中の一人分スペースより更に広いです。でも仮にもICUなんで自由に買い物に行ったりできず、ベッドの横でスクワットとかしてます。

 

 

201X年3月22日 12:32

 MFICUの片隅で私専門のカンファレンスみたいのやってるけど…先生たち悩んでる(´-ω-`)紹介状は有るけど女子医大のやり方がわりかし大雑把だからな。私に関するデータが無さすぎて1から試さないといけないのかな。先生たちは他の病棟から、わざわざ産科まで私の為にしょっちゅう来てくれてます。

 

 実は今のところ私が勘でやってた方が数値としてはいいんだけど、頻繁過ぎた低血糖を抑えてこれ以上良くするには先生たちの力が必要なのです。よろしくお願いいたします。産科はでも結果としての数値だけを見るから結構厳しい事言ってきて、DMの先生も大変だよな。私も産科の看護師さんに高いねとか言われちゃうけど(´□`;)

何かさっき「何で高いんでしょうね〜」と言われちゃって、専門じゃない看護師さんにそんな風に言われると正直ちょっと嫌なこと考えてしまっていらっとします。全然別の病院の入院中だけど、1型とか知らないナースに「何でこんな高いの?!こっそり食べてないでしょうね!」ときつく言われたりも結構普通にあったので、この方も心の中でそんな風に思ってるんじゃないかと考えてしまって。専門の先生たちがこんなに悩んでやっても難しいのに、専門でもなんでもないあなたがデータも見ずに、何ででしょうね〜う〜〜ん?(しばらく沈黙)、とか考えてもわかるわけないじゃないですか。

 

 

(入院4日目)

X年3月23日13:43

 教授回診だった(゜ロ゜;そういえばそういうものがあったんですね。大学病院って。九大に入院してた時も毎週あったけど。下の人みたいな医師が私の状況を偉そうな教授に説明して、私も教授とあんまり意味無さそうな無難なやり取りして(全員初対面)、無事終わりました。

 入院したらすぐ陣痛促進剤を使ってすぐ出産、と思っていたら、今週は血糖調整で終わりそうです。 

メモ(ノボラピッド単位数) 
朝食前13u 
2時間後4u※ 
昼食前7u 
2時間後3u※ 
夕食前6u 
2時間後3u※ 
眠前レベミル7u 
※これに、スライディングで各食2時間後血糖が 
120以下だと+0u 
121以上だと+1u 
を追加してから、分割分を食べる 

 食べてるもんは栄養もカロリーも毎日毎食ほぼ一緒なのに… 毎回必要な注射量も結構変わります。もともとコントロールは難しい方かもしれないですが、妊娠中はホルモンバランスの影響で一日中血糖がとんでもなく上がったり下がったりになってしまいます。っていうか基本どんどこどんどこ上がるんですがそれでインスリン量増やすと何故か突然がたーんと血糖が下がる。

 上記の指示でもまだ上手くいかないのでまた適宜変わります。 (注:出産後急にまたホルモン分泌が変わったり授乳すると血糖値が下がったりするので、産後のインスリン量の指示もかなり変わります。結局、出産前1週間、産後1週間の入院の中で、7回指示が変わりました
 こんな複雑なことしなくても病気じゃない人は何もせず自然に膵臓が上手く血糖コントロールしてくれてほとんどぶれないんだと考えると、人体って驚異的だなあと思います。 

 

 (ランタス使用からレベミル変更について。)妊娠前は私も基礎インスリンはランタスを使っていて、もちろんランタスは日本で長く待ってやっと認可された大変ありがたい安全な薬なのですが、まだ妊娠中の臨床例が少ないようで妊婦が使った場合の安全が立証されていなくて、でもそんな問題があるという風に言われているわけではないのでどちらを選ぶのも自由と言われました。私は安全を重視して、出産を具体的に考え出した頃からN、その後レベミルに変更しましたが、コントロールのしやすさはランタスが断然上だったので、特にNの頃は難しすぎて心が折れそうになりました。妊娠中の10か月間くらい、毎日きちんとコントロールするのも(しんどいけど)大事な事なのですが、難しいことを毎日頑張り続けたら良い数値になるかというとそうではなく、結果としての数値が全てで。数値が悪ければ胎児の奇形、巨大児(→赤ちゃんの臓器に影響、分娩時難産になる等)、母体の妊娠中毒症その他いろいろ問題が出る可能性が上がってくるのです。一番必要なのが数値なのか胎児に安全と保証されている薬なのかはわかりません(多分誰にも)。主治医と相談の上自分で選んでいいと思います。ランタスも2001年くらいに日本に入ってきたと思いますが、それからもう大分経ちます。日本でレベミルが妊婦に使っても安全とされたのも最近だと思うけど、ランタスよりずっと後に日本に入ってきてるんですよね。外国基準での安全性評価はランタスよりレベミルの方が高いらしいです。また次の持続型などどんどん出てるのに、ランタスはまだ妊婦が使えないのかー。。私もレベミルを選んでしまったから臨床例が一つ減り、余計遅くなってるのかなー。。。。という感じです。いずれ、安全とされるのではないかな?と思います。わかりませんが。

 

 

 (転院時血糖測定チップの持ち込みについて)ところで転院時、手持ちのインスリンや測定チップなどを持参するように言われてたくさん持ってきたのですが、私は震災に備えて多目に貰ってかなりの量ストックしていたので、血糖測定チップも大量に有って、せっかくちまちま貯めたのにもったいないなーというくらい頻繁に測定してました(長い方はお分かりと思いますが、病院によっては月4箱しかもらえないからそれ以上は保険きかなくて自費で買わねばならず一回の測定が100円とかとんでもないことになるやつ。一日7回測ったら一日で700円かと思うと……私は大きい病院だからいくらでももらえるけど、その分病院が赤字をかぶってくれてるとか思っちゃうとやっぱ申し訳ないというかたくさんくれと言い出しづらい意識が。言い出してるけど)。それを、入院直前に使いきってしまい(T_T)病院でチップ出して貰おうと思ったら、なんと私が使ってるのはO大病院では扱ってないチップだとかで。血糖測定器ごと新しくレンタルしました。出産直前というのになかなか新しい機械に慣れなくてちょっと困ります。

 あと、上の食事前後と就眠前の7回の測定プラス、夜中の3時も看護師さんが来て血糖測定することになりました。


 ところでご飯の時にお盆に乗ってるメニューの紙の原材料表記がいろいろ略されてて、 
「ポン酢和え……コマ(恐らく小松菜の事)、マイ(多分舞茸)、人、」……ひと?!ちょっと待って(゜ロ゜;……(きっとニンジンです) 
ニンジンよく出てくるからいつも「人」が気になる…

 

 

(入院7日目、出産前日)

X年3月26日

何故か大嵐が来て、病院のある地域に暴風大雨警報発令。外はザーザー雨で、雷ぴかぴか、しかも買ったばかりでちゃんと設定していなかったスマホの警報通知が何度も何度もピー!ピー!鳴ってしまい、ぎゃー病院内でどうしよう!!って大慌てでした。音を止める人がいない分娩中とかでなくてよかったけど。

 

 

(入院8日目、出産翌日の日記)

X年3月27日14:14

 おかげさまで昨日の夕方無事産まれました! とにかく産まれて来てくれて嬉しいです。
大阪医大病院は強力な頼りになる医療スタッフが大勢いて、本当助かりました(大阪医大病院の産科には他の病気とかで結構遠い所から来てる人がいるようでした。)。

入院してから一週間です。私の場合は昨日までに自然に陣痛が来なかったので(それでも予定日は29日だったから遅い訳ではない)入院当初の予定通り陣痛促進剤での出産になりました。大体4時間半くらいだったのでかなり安産な部類です。

 ただちょっと、仕方ないのですがお産の最中の血糖測定は本当大変でした。何回測ったかわからないんですが、多分1時間に何回かは測ってました。切れ目の短い陣痛と陣痛の合間に何度もさっと自分で血糖測って……陣痛で中断しては続きをして。しかも仮にも病院内、看護婦さんに見張られててマニュアル通りしろと言われるからちゃんとアルコール綿箱から出すところから(普段は消毒してない)、一回ごとに使い捨てしなきゃいけない穿刺針をセットしては抜いて、針廃棄ボックスにいちいち捨てて。陣痛に夢中で余裕がなくよくわからなかったけど、点滴でインスリン入れたりなんだりしてたのかな?低血糖にはならなかったですが。なんであんなに頻繁に測定してたのかよくわかりません。陣痛室では自分で測ってたけど、分娩室では看護師さんが私の指から測ってくれてました。この辺の血糖の記録は全部看護師さんが自分の持っている紙にしていたので私はほとんど覚えていません。

 うぎゃ〜だったのが、分娩台の上で、はいいきんで〜の合間に看護師さんに「ちょっと血糖値測ります、あれ、血を吸いませんねどうなってるのこれ、チップ変えます、あれ、穿刺針も変えないと、はいはい、もっかい血を出します。あれ、血を吸いませんね?あ、時間切れで電源が切れちゃった?」私「あーちょっと見せて下さい」を何度も何度も何度もされて、先生達は構わずいきみ方の指示を出してくるし、陣痛の波は構わずじゃんじゃかやってくるし、私は同時に複数のこと言われると普段から頭が混乱するたちなんですが、この時は状況が状況だけにすごい混乱してました。なかなかいきみに集中できず……でもまあ結構早く産まれてくれてよかったです。赤ちゃんが出産時低血糖になったりすることがあるみたいですがそういうことも無かったみたいだし。泣き声が聞こえず、でも誰も全然そのことについて指摘していなくて、あれこんなもん?と思ったら、誰かが赤ちゃんを洗いにいってくれてる間にそっちから小さい声でふや〜〜と声が聞こえてほっとしました。

 

 それにしても医療スタッフはすごいですね、こっちはまあどうしても尋常でなく騒いでしまうんですが皆平然と普段通りにしてくださるんで、自然と安心できました。若い看護師さん(皆さん助産師の資格もあるみたい)なんて怖くなったりしないのかなと思うのですが、さすがプロです。陣痛室で一人私についてて、忙しく何かされてる時も私の陣痛のたびに腰をさすったりして下さったKさんていう若い方にも帰られる時丁寧にお礼を言いました。皆さんに感謝です。

 血糖はまだめちゃくちゃですが……徐々に調整してもらうことになってます。

 

 

(入院10日目)

X年3月29日19:24

 

 私はMFICUから一般の病室に移ったのですが、給湯室にお湯をもらいに行ったら、そのすぐ近くにあるMFICUから出てきた妊婦さんに「生まれたんですねーおめでとうございます」と話しかけられました。彼女はまだ七か月とのことですが、胎児の発育に問題があって長期入院中とのことでした。大学病院の産科なので、自身や赤ちゃんに何らかの問題がある妊婦さんが多く、あの方も元気な赤ちゃんが生まれるといいなあと本当に本当に願っています。

 

 

 

(退院後にまとめて書いた日記)

X年4月15日16:05

 

 今回一番痛くてのたうち回った記憶は、実は陣痛おこす時に腕に点滴をして、その刺した場所が、血管はすごく見えやすいのに何故かものすごく痛い痛点があるのか??その激痛。。。きつかった。以前から一番見えやすい血管だからか点滴するたびにそこ刺されてうっぎゃーとのたうち回ってたんです。で、別の血管にしてもらうと全然問題なく。いつもどこの血管がダメでどこが大丈夫か忘れてしまうので、毎回うぎゃーになってます。。。本当にあれは痛かった!!私が安産だったからそんなことがちょっとの間とはいえ一番痛かったなんて言ってるのかもですが(出産直後からあれだけは二度と御免だと思い出していたので後から考えたことではないです)、陣痛は痛みの性質が全然違うと思います。

 

 

 いろいろ有りましたが私は無事元気に退院しました。産後に関しては健康な人の分娩の入院期間と同じくらいです。出生届も出しました。

 ただ退院2日前に赤ちゃんが検査に引っ掛かり……数値が高いから血液検査して結果によっては小児科に入院と言われて。ちょっと動揺してしまいました。だって何の検査かもわからず、どこかまずいことが有ったんですかと聞いても検査の結果が出ないとわからないと言われて。(´・ω・`)どこが悪いかもわからなくて、頭にピッと器械当てられてたからひょっとして脳に何か……とかすごい心配で(TT)
 で結局新生児黄疸でした。説明に来た小児科医師の前でわーわー泣いてしまったけど実は黄疸てよくあることだったらしい。先生も私が動揺し過ぎてびっくりしたんでしょう、消灯過ぎた夜中に赤ちゃんが入院したGCUに連れてってくれて改めて説明してくれました。でもさ、何の検査かすら教えてもらえなきゃ調べようもなくて、不安なまま血液検査の結果待ちって誰だって動揺するでしょう(´・ω・`)
 私が病気持ちなので、子供が病気かもって思うと、命に関わるかもとか最悪のことまで考えてやはり動揺してしまいます。

 で、24時間光線治療して赤ちゃんは私のとこに戻って来ました(^o^)

 ところが、退院の日、わーいわーいと赤ちゃんの横で荷物をまとめてると看護婦さんが来て、またあの器械で検査されて、また黄疸の数値が上がってるのがわかり、血液検査に連れていかれてしまいました(TT)結局赤ちゃんだけGCUに再入院。

 

 私だけ先に退院しました。ここでの1型の主治医の先生達が部屋まで来てくれたんですが授乳中で(汗)カーテン越しになってよくお礼が言えなかったのが残念です。。
 退院の日には仕事で東京に帰っていた夫がまたこっちへ来ていたんですが赤ちゃんはまだ病院から帰れず……(´・ω・`)
 病院では産後翌日から24時間母子同室で夜中の授乳やかなり痛い搾乳(;_;)も大変だったし(看護婦さんが監視してて、私が痛いと言ってもごめんね〜でも頑張って、って態度だったので、やり方によってうまくやれば痛くないというのを知らなかった。点滴に次いで耐えられない痛み経験のナンバー2)、隣のベッドの赤ちゃんもそっちのペースで泣くので(お互い)全然眠れなかったけど、退院して義実家でちょっとゆっくりできたのはよかったです。でも赤ちゃんは心配なので退院翌日から病院に行って一日一回ですが授乳したりミルクあげたり。身体がふらふらで病院に行くのも、広い病院内をとことことことこ移動して病棟へ行くのもちょっとしんどかった。。でもそういう時でも私は普段と変わらず血糖測定、頭を使う難しい調整と注射も普通に一日何回も何回もしないといけなくて、しないとぶっ倒れるので赤ちゃんがいる生活で私が倒れる訳にはいかず、これからは今までよりしっかり管理しないといけないです。そういうのは正直ちょっとしんどいですが頑張るしかありません。
 でも赤ちゃんもすぐ黄疸の数値が下がり、退院できますとGCUから電話があって、夫はその時には東京に帰ってしまったけど私と義両親でお迎えに。その前に病院のある〇市の市役所に出生届を出しに行きました。

 退院から10日以上経って、だんだん赤ちゃんのいる生活にもちょっとは慣れてきました。私も産後の疲れも取れてきてます。東京にはZ月に帰る予定です。

 

 

 

 最後に。もちろん、病気が有っても無くても出産はとても大変で、何が起こるか誰にもわからなくて、大丈夫大丈夫〜なんて無責任に言えませんけれど、1型糖尿病があっても、それだけで悲観することは無いと思います。私は元気な赤ちゃんを産むことができたという事実を、同じ病気で不安になっている方には伝えたいです。私も10代で病気を発症して、長くやって自分一人生きることには慣れてきていても、子供を産むかどうかと考えるととても勇気はいりましたし、決して簡単な決断でもないし、正しかったかどうかもわかりません。この先も私が、寿命が来るまで1秒も変わらず病気を抱えて生きていくことを考えるとやっぱり無理が出てくるかもしれないという不安は今でもあります。でも、やっぱ私には無理だったんだとか、生まれた命を否定するようなことは絶対に思いません。自分が今たまたま大丈夫だったからと言って人様にも大丈夫産め産め言うのは何か違うと思うんですが、でもこれからの方々には少なくとも病気だからって初めから悲観はして欲しくないと思います。私が発症した二十数年前とは薬もだいぶ違うし、医療器具もどんどん発達しています。情報化社会で理解してくれる人も増えています。医療スタッフはびっくりする程親身になってくれたりします。私は家から遠い住み慣れない土地で出産し、友人などにも生まれるまで秘密にしていたのでどこかで孤独を感じていましたが、知り合ったばかりなのにナースや主任さんや、いろんな人が優しくしてくださって、とても嬉しかったしありがたかったです。

また、出産前後に大阪医大でかかったあらゆる科の医師や、東京の女子医大の主治医や、市の1ヵ月健診、3ヶ月健診、個人病院小児科、いろんな機会に、子供が私と同じ病気を発症する可能性について聞いて回りました。可能性はゼロではない、でも可能性が高い訳ではない。というのが医師の共通した見解で、「1型は遺伝しない」と言われながらも、1型糖尿病じゃない親から生まれた子供よりはどうしても少しだけ可能性は高くなるとのことです。具体的に言ってもらえた一番高いパーセンテージでも2,3%? ということでした。まあ私が子供を100人産んだら2,3人1型DMの子供がいるかも……ってなんじゃそらですが、まあつまりは考えても仕方がないということなのかもしれません。この病気の事だけでなく、心配なんて可能性なんて挙げればいくらでも出てくるんだから、それは他の子供と一緒です。10万人に一人の病気になった私たちにはどんな小さな可能性も「ありえない」なんて言えないですけれど、その時はその時にまた考えればいいと思っています。ips細胞とかで病気が治る時代が案外早く来るかもしれません。医療の進歩、技術者の努力に感謝しつつ、自らも明るい未来を作っていきましょう。

 

 多分私には想像もつかないくらい広範囲で出産に関わって下さったたくさんの医療関係の方々や、協力してくれた身内、励ましてくれた友人達に感謝します。そして頑張って生まれてきてくれた我が子にも。

 

 長い文章読んでいただいてありがとうございました。

 

(※追記、かかった病院名は出しておくことにしました)

(※追記)関連記事を追加しました: 1型出産時里帰り等の時の転院の仕方など。1型糖尿病患者出産日記の追記的な

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posted by: nanori | IDDM(1型糖尿病) | 20:51 | comments(4) | trackbacks(0) |-
す、すごい・・。
すごくいい記事でした。
書いてくれてありがとう。
出産ってほんとに大変なんだなぁ。。
子育ても大変だよね。

そんな大変な時に血糖測定で正しい手順いちいちやるの、めんどくさくて耐えられないわー。まさかそんなトラップがあるなんて!
でも何かあった場合にそれが問題になるのを防ぐためであり、大切なんだよね、きっと。
測り放題のリブレ(新製品)がもう少し早く出てたらラクだったのに〜!と思いました。
| カッパ | 2017/04/18 9:48 AM |
>カッパさん

わー!カッパさんありがとうございます!長いのに読んで下さったんですね。しかも、今見たら自分でも結構読みにくくて。。。ちゃんと人に伝わる文章書けるようになりたいです。
育児私は本当大変というか。。。苦手分野がいっぱいです。頑張ります。

そうなんです、注射も測定も、正しい手順でいちいち……(汗)本当、まさかそんなトラップが、ですね〜!でもそうですね、確かに何かあった時を考えると、医療関係者は厳しくしないといけないのかもしれないですね。私も普段てきとう過ぎることがあるんで、危ないものを扱ってる自覚をもって、うっかり人に迷惑かけたりしないように気を付けないとと思っていたところでした。(トイレに注射針捨てたりする人とかこないだ問題になってて、ああいうのは無しですよね!危ないですし)

あっ、リブレってカッパさんのブログで見たのかな?聞いたことが。最近全然ついていけてなくて、いろいろ新しいのが出てるんですね〜!(´ω`)欲しかったです。ちょっと使ってみたいなあ。
| なのり | 2017/04/19 2:55 PM |
リブレはまだ高いけど、それでもいいって使う人も多いみたいだよ。
保険適用は今年の6月と言われている(ブログ情報では12月と聞いた)というけど、だいたい遅れるんだって。(主治医談)
これから上がる/このまま行く/これから下がる
っていう表示が矢印で出るらしく、それいいなって思った!
これから普及して主流になると思うよ〜。たのしみだね♪

ここの説明わかりやすい↓
http://clinic.tosaki.jp/diabetes_glucosemonitoring.html

子育ての大変さは想像しかできないけど、いまって1型と同じように悩めるお母さんのブログとかあるし、大変さは変わらないけど気持ちが少しでも楽になれるようにできたらいいよね。
| カッパ | 2017/04/20 9:04 AM |
>カッパさん

ありがとうございます!リンク先、へえ〜!すごい!と思いながら読みました。痛くないのいいですね。今の測定器の指に刺すの、最新式なのに私は結構痛くて、でも痛いくらい刺さないと血があんまり出なくていつもやだなあと思ってました。慣れていても痛いもんは痛いですよね。。。そうそう、微妙に血糖が低いと、これから上がるのか下がるのかわからないのもいつも困って。。。すごい理想的な機械ですね。医療がここまで来てくれたんですねえー!何か、病気持ちで将来が不安とか、暗い未来を心のどこかで思い描いてしまいがちでしたが、長くやってれば良いことありますね。ありがたいです。本当、楽しみですね。
保険適用になったらできるだけ早く使ってみたいです。保険適用になってもずっと使うなら今よりもそれなりにお金がかかってしまうのではとちょっと気になりますが…早く保険適用なって欲しいです。

ありがとうございます。子育て、わたしは気持ちの面が特に大変なのかもしれないです。あんまり人を頼ったりしない方なのでよくないのかもしれません、子供の為にも一人で悩まないようにしますね。
| なのり | 2017/04/28 12:47 AM |









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